「マシンインターネット」の時代がやってくる
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先日のスタートアップ向け説明会では「私たちは新しい検索エンジンを作っている」とお話ししました。今後世界の検索量のほぼ全ては人間によるものではなく機械からのものになると思います。
現在グーグルの検索は年間2兆件くらい。私が使い始めた2000年は200億件程度でした。今私たちの「新しい検索」はグーグルのその頃のボリュームになります。私は98年頃、当時のiモードで動くソーシャルネットワークの検索エンジンを書いていました。検索エンジンをうまく使うことで人間ゼロの編集でウェブが自動生成でき新しいメディアの登場を確信しました。リアル世界のインターネットはこれから激変すると思います。私たちがやらなくてもやれなくても、誰かが必ずやると思います。機械たちは、一度正解を定義すればそれが「日によって変わる」と「気分によって変わる」ということはなくて、あくまでもロジックに従って計算して行動することになる。
そうなると、人間のような不確実で不正確なものは、「完璧な世界」にとってはエラーを生む邪魔なものとして定義されるかもしれない。
そのとき、マシンインターネットは「これが正解だよ」と情報を人間に与えて、それが人類の行動の指針になる、そして秩序がもたらされる・・・なんてことになるかもしれませんね。
まるで、インターネットが神のように存在することになりそうです。"細胞と決定的に異なるのは、それぞれ知性をもつAI自体が自律的に連動する点である。それは人間の脳のような知性を無数につなげることで、新たな知能をつくり出すような概念だ"
人工知能の研究分野では、「マルチエージェントシステム」とよばれる概念ですね。
1980年代より連綿と研究が続いており、災害シミュレーション分野などでの実用例も出てきています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Multi-agent_system