IT転職 日本の給与、アジアに見劣り
日本経済新聞
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「東南アジアや新興国の現地企業でも、IT関連や管理職などハイスキル人材の給与が上がってきた」
オフショア開発の委託先から、共にビジネスを作るパートナーへと意識を変えなければならない。ASEANの拡大する消費市場も見据えた動きをしよう。と思ってます、五年前から。
注目のコメント
これが給与のリアル。海外MBAでた友人も、数年前から欧米はおろか、アジアのなかでも日本が一番給与が低いと言っていた。
ここに出ている職種については、パフォーマンスを出せたときの会社への貢献が大きい職種。それゆえにグローバルで人財の取り合いになりうる職種だから給与水準も上がりやすい。競争力の源泉となる当該領域(ITだけではない)の人材獲得が、どれだけ会社に貢献するのかが分かっていれば、職種によってはレンジを設定してそれくらい引き上げても十分にペイする話です。経営陣や事業部門側がそこまで考えてなかったりするのみならず、人事が相変わらず固いこともよくある話です。
日本はこうやって人材獲得でもアジアから大きく遅れ始めましたが、どうやってトランスフォームするんでしょうね。AIが職業を奪うだけでなく、総枠人件費をもし引き上げたとしても給与水準高い社員を増やそうとすると、社員数はいずれ減らさざるを得ないことに直面します。
その差を吸収できるのは競争力あるIT化なのですが、それがちゃんと見えて実行しつつある企業は少ないのではないでしょうか。。
