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バンクシーはなぜ匿名のまま有名になれたのか

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  • 鈴木沓子 ライター・翻訳家

    NY在住アーティスト・大山エンリコイサムさんの論考。
    今回の騒動に関して「バンクシーと都はある意味”野生の共犯関係”」とレビューされていて、なるほどと思いました。

    「すると、「行政に保護されたストリートアートの野生喪失」という批判は的外れと言わざるをえない。なぜならバンクシーが、ストリートから美術館、ネットメディアから美術オークションまで、あらゆる制度的および非制度的な空間に自在に作品を拡散している点にこそ、その野生的原動力を見出すべきだからだ。ストリートアートはストリートにのみ存在するべきというお行儀のよい分別は、彼の野心の内には存在しない」

    「また「行政が特定のストリートアートのみを保護すること」で問題となるのは法の原則に照らした際の非一貫性であり、経済という別の原則に基づけば、都は資産価値の見込めるものを保護するという単純に合理的な振る舞いをしているに過ぎない。司法原則よりも経済原則を優先する点で、それも資本主義の野生による判断である。都によるバンクシーの保管は、野生をもって野生を制する共犯関係と言えるかもしれない」

    このくだりは今回の騒動の解説でもありますが、同時に、バンクシーが独自展開するメディア&アート戦略の解説にもなっていると思います。

    ちなみに大山さんは、グラフィティアートから影響を受けて「エアロゾル・ライティング」という手法での壁画やペインティングを制作されていて、その活動はストリートで合法的に作品を描いたり、ギャラリーや美術館での個展がメインのアーティストです。


  • Moonshot Inc. 代表取締役 CEO

    アートをこの視点で解釈できるのは、やはりアーティストだからかもしれない。


  • 編集者 / 徳間書店LARME & 光文社bis創刊編集長

    本件のタイトルに疑問を感じた。バンクシー は"匿名"ではないように思う。バンクシーというネーミングを自分の作品と共に掲載することもあるし、Instagramのフォロワーは現在555万人(!)だ。

    なぜステンシルを使って作品を発表することにしたかということに関して、彼が監督をつとめる映画で、早く描けるからと言っている。ステンシルがあれば誰でも同じものが描ける...というのは彼の意思としては違うような気がする。

    個人的には、バンクシーから野心は感じない。むしろすごく淡々とした、クールなアーティスト(グループ)だと思う。クールだから自分の身元を明かしていないだけで、身元を明かしていても、明かしていなくても、バンクシーの作品を通じた問題定義に意義があることは間違いないし、大好きな人と大嫌いな人の両極端の評価のあるアーティストであることは変わらないはずだ。


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