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【現地レポ】なぜウクライナが優秀なテック人材を生み出したのか

NewsPicks編集部
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  • TalentEx(タイ・ロシアのHRtech) CEO

    珠玉の一稿。なぜウクライナが人材大国か。

    ①旧ソ連崩壊からの生存戦略

    エストニア・アルメニアもそうだが、前者は通信・後者は先端軍事などソ連時代には共産主義の流れで各都市に役割が振られていたのでそれを活かして生きる道を模索した結果
    各国ともにスキル(質)は十分な中、ウクライナが有利だった人口(量)。
    エストニア・アルメニアなど人口300万以下の中、同国は4,500万人。

    ②かつての敵アメリカの市場を獲得

    日本のイメージから「ソ連圏・ロシア=アメリカと不仲」と思われがちだが、民間レベルでは全然関係ない。

    ③ユダヤ・コネクション

    前編のコメントでも触れたが、ユダヤ系とロシア系の繋がりは重要ファクター。


    昨年は旧ソ連圏5カ国を訪れ、ロシア・アルメニア・ジョージア(グルジア)では事業開始が決まったが、ウクライナはキエフしか行けずまだ決定打がないため、今年地方都市に早いうちに行きたい。

    オフショア市場として伸びてる同国だが、インド・ベトナムなど見ても思うのは「受託漬け」になる弊害。
    起業家仲間が採用時に「受託開発じゃなくてサービスの開発経験がある人」ということよく言い、その意味・気持ちはよくわかる。
    そしてIT人材大国は往々にして受託経験しかない人材も多い。
    ビジネスの成り立ちやすさからそれは至極当然だが、受託漬けにしてそういう人材・経験しか育たなくしたのは誰?そこをオフショアにして利を得てきた国々じゃないの?

    そう思うと早くウクライナに独自サービス・プロダクトを持つ企業の開発拠点を作ったり、海外で働く機会を提供して、それで育った人が独自サービスを起業していくような流れを作ることが、日本がウクライナの恩恵を受けるだけなく同時に彼らに貢献していける道の一つだと思う。


注目のコメント

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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    ミニ特集「知られざるテック人材大国ウクライナ」の後編。ドニプロという都市に飛び、現地拠点を持つモンスター・ラボの鮄川CEOにインタビューし、現地IT企業として堅調に成長しているアーチャー社を訪問しました。

    肌寒くなってきた、黄色や茶色になった落ち葉が舞う10月下旬のウクライナへの訪問。キエフもドニプロも街並みは素朴さが残り美しい。人々の優しさと静かなたくましさ。

    是非、一度は訪れてみて下さい。東京からは評判の良いトルコ航空でイスタンブール乗換えキエフ行きが便利です(私はシンガポールからトルコ航空を利用しました)。

    2回という短い特集でしたが、普段は馴染みの薄いウクライナという国の一端、そして、アジアとのつながりや、ウクライナ人材と共に活躍する日本人起業家の様子などを、少しでもお伝えできたのならば嬉しく思います。

    前編はこちらから↓
    「すごい人材の宝庫ウクライナ。日本人起業家が注ぐ熱い視線」
    https://newspicks.com/news/3644307/


  • badge
    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    ウクライナ経済は、1991年の独立以来、低迷を続けてきたといわざるをえません。2014年からはロシアの介入による紛争が続いていて、見通しも明るいとはいえません。だから国民の購買力は低いし、日本の製造業やサービス業の企業が現地でものを売る、ということには関心が向きにくいでしょう。
     ウクライナは、その割には教育水準が高い国です。経済が低迷しても、教育水準は何とか保たれてきました。世界的な水準の研究までは余力がなさそうですが。IT分野の米国やイスラエルの企業の下請けならば十分できる、という人材は豊富なのでしょう。本当に野心と能力があって、起業したければ米国やイスラエルに出国しなければならないのでしょうが、下請けから始めてもその足がかりにはなるのでしょう。
     ロシア・東ヨーロッパのユダヤ人は米国やイスラエルへ大規模に移住してきました。イスラエルのネタニヤフ首相やかつてのベギン首相もロシア・東ヨーロッパからの移住者の家計です。先に移住して米国やイスラエルで成功した人たちがおり、彼らは大リーグで成功した日本人野球選手や大相撲で成功したモンゴル人力士のようなもので、母国の青少年を育成したりサポートするのもごく当然のことです。よくいわれるエストニアやリトアニアのIT産業などもユダヤ人のネットワークが大いに関係があって発展したものです。


  • Monstarlab, Inc CEO

    ウクライナの魅力を歴史的観点で分析したり、良いところだけでなく政治リスクなど含めて総合的に書かれているので、マーケット全体をより深く知れる内容になっていますね。

    記事内に出てくる、当社が昨年買収したインプリシット社についてもそうですが、彼らはあくまでデンマーク企業なので開発拠点をウクライナに持っていると言うことを公表していません。理由はEU内のデンマーク企業として見せた方が、クライアント企業からの印象が良いからです。
    同じような理由で、実際にはほとんどの開発チームがウクライナにありながら、本社はシリコンバレーや欧州に置き、ウクライナはキッチン(実際に作るところというフレーズ)だと言っている会社は多く存在してます。なので、「隠れたエンジニア国家」になっている訳です。

    レピュテーシリスクや政治リスクはありつつも、エンジニアの質と数、そしてコストを総合的に考えたときにはかなり魅力的な場所と言えるでしょう。


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