米半導体株が下落、エヌビディアの売上高予想の下方修正で成長懸念
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想定してた仮想通貨マイニング用の在庫処分に、ゲームの買い替えサイクル。そこに加えて予想外だったのが中国での急速な需要減。ハイエンドAI用も思いのほか売れてない。これが一時的なのかどうか。半導体伸び続けると皆んなが強気になった矢先の急ブレーキ
フィラデルフィア半導体SOX指数は、引けではー2.09%。個別ではNvidia-13.82%、AMD-7.98%、Micron-2.26%、TI-1.66%、Qualcomm-1.29%、Intel-0.70%といったところ。
全体的に下落してはいるが、ゲーム系2社がダントツで大きい。
会社の下方修正の発表(①)を見ると、
・中国でのゲーム分野でのマクロ環境を背景とした下落
・ゲーム分野のハイエンドの新製品が期待より売れなかった
・データセンターも想定していたいくつかの案件について、顧客が保守的なアプローチをとったために期中に完了しなかった
といったことが書かれている。なお、ゲーム分野については仮想通貨ブームが終わって流通在庫がここ数四半期影響していたが、それについてはほぼ想定通りに推移(すでに悪いことは織り込んでいた)とある。
データセンターの減速については、Intelの決算でも触れられていた点(②)で、気になっていること。株価動向もIntelの決算も個社としての下落にとどまっていたし、今回のNvidiaの決算もAMDだけ反応。個人的には市場が楽観しているように思うが…
①http://bit.ly/2FTmy2N
②https://newspicks.com/news/3621861