ビジネスパーソンの救世主となるか? 飲食店で広がるサブスクリプションモデル
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居酒屋の飲み物サブスクリプションに興味を持ち、先日アンドモアのお店に行きました。飲み物は種類が多く良かったのですが、肝心のお料理がイマイチで、月に片手で数えられる程度しか飲まない私にとっては、同じ店舗で何回も飲むことは想像出来ませんでした。記事の中の「期間中は何度お店に行っても全200種類のドリンクが全ての対象店舗で飲み放題となる」は間違いで、「同サービスは【購入店舗のみ】でサービスを提供させて頂きます」が正解です。
以下、アンドモアの説明ページ
http://andmowa.com/sp/mmp/チェーン店とサブスクリプションでは食べ・飲み放題定期券以上のサービスは難しいのでは。顔を覚えてくれてオマケやツケのような対応が出来た個人経営の常連店のようなことは出来ない。
顧客の習慣を新たに形成するには、報酬系フィードバックが不可欠だが、定価で食べ放題のような報酬だけでは飽きを冗長してしまうことに。
顧客視点からすれば、苦戦しているクラブパスのように行動範囲内の飲食店を通い放題にする方が面白いと思う。店側もチラシのポスティングをするよりは認知して貰いやすいし、実際に来て貰って店を評価してくれる。
自ら飲食を提供しないプレーヤーが、店舗のドミナント戦略と2sidedプラットフォームとしてサブスクライブさせるということでしょう。飲食とサブスクは相性が良いと前々から言われていて、その理由の一つにリピーターの存在があります。ここ数年、飲食店が増えている反面、人が自由に使える時間は減っているので、飲食店を吟味するということが減ってきています。新しい店にチャレンジするよりは、いつもの店でいつもの価格帯で、いつものテイストで、いつもの所要時間を求めたほうが好ましいのです。飲食は当然料金が発生しますが、飲食に限らず、支払う料金に関しては人間は値段の上下に関わらず、適正を判断します。なので、いつも行く店なら元が取れそうだと安直に考え、飲食店のサブスクに手を出す訳です。ちょっと考えれば元なんて取れるわけないんですが。
お店側としては、需要を判断しやすくなりますし、需要が高まれば材料費を抑えられますし、レジ対応のコストも下げられます。飲食店って客が0だと何時まで経ってもお客さんが来ないですが、客が居れば人が人を呼びます。賑わっている様子がウィンドウ越しに見えるだけで、更にお客さんがよってくる好循環で、そのイニシャルとしてサブスク顧客がいるのは大きいです。