ソニー復活を牽引、PSとアイボの絶妙「サブスク」モデルの仕組み
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ソニーの場合、モノを買った上でのサブスクリプションモデルなので、モノ売りの世界から完全に脱していない。しかし、今後は必要な時に必要な体験ができるコトに対価を払う時代くる。
そうなると今までの様にモノの原価を考えた製造からコト体験の対価から割り出された費用からモノを作る。時代に変化するだろう。
より便利なコト、楽しいコト、有意義なコトに対し金を払う。
しかしながら、日本ではあまり馴染みの無い文化なのでサービス=無償などと勘違いする人が出なければ良いな。と切に思う。PSのサブスクリプションは、PS Nowのフリープレイのタイトルが少なすぎですし、Play Station Nowもいまいちな感じ。たくさんのゲームがやりたいからサブスクリプションサービスに入っているというより、入らないと、マルチプレイなどゲームを満喫できないから、入っている感じ。つまり、積極的な加入ではなく、消極的な加入と思います。aiboも同じ。こんなことを有料化するのか~~、という感じなんですよね。まあ、ほかも同じなので、これはこれで良いと思いますが。すべてのゲーム遊び放題というプランは、ゲームメーカーからの賛同を得られないのは、容易に理解できるのですが、そういうどうしても加入したいと思えるようなサブスクリプションをソニーには作って欲しいなあ。昔私がソニーに居た時代に夢想していたのは、エンタメアンリミテッド。ゲームもブックも音楽も映画もソニーが抱えているエンタメすべて楽しめるサブスクリプションサービス。そんなのがあったら、ソニーはサブスクリプション時代の覇者になれたのに、ともったいなく思います。
PS4の累計販売台数が1億台に迫りそうな中で、PSプラス(476円/月)が3500万人(2018年3月末で3420万人なので、もう少し増えてそう)とのこと。4割弱の加入率は結構良い感じ。あとはもっと高いPS Now(1か月2315円、3か月5463円)というのもある。
個人的にはコピー機のビジネスモデルが大好き。今でこそプリントレス化が進んでいるが、キャッシュポイントを分けて、導入はできる限りローコストで行ってその後回収するというのは、経営を計画的にしやすいし、顧客とも継続的に関わる。
ソフト領域については、物理的なコストがかからないからよりサブスク化が進めやすいし、ハードについてもその利用方法・目的によって所有→利用モデルに変えていけると思う。またハードも出して終わりではなく、aiboのようにソフトの進化があるから、一層サブスク化しやすくなっていると思う。長く使っているとハード自体への愛着も湧くから、一部部品だけ交換してもっと長く使うというような動きにもつながると思う(交換部品は一般的に利益率が高い)。