高いのに人気殺到!キリンの新鮮「サブスク」ビールが切り開く脱価格競争
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350ml換算で600円するのは本来ならかなり高額ですが、それでも美味しいものを。という層にリーチし、満足させる製品開発は素晴らしいですね。ビール市場は衰退ですが、日用品から嗜好品への変化をこの辺りにも感じます。
「正直に言うと、摩擦はあります。これまでのビジネスのお客様である、流通や飲食店とぶつかるのではないかという議論は社内でもたくさんありました。ただ、この議論が過熱すると、やらない理由を探し続けていつまでも始めることができない」
大企業の中で、この企画が起案され、議論され、評価され、継続されるプロセスを想像して、関係ないのに勝手に感慨深い気持ちになりました。
サブスクをせねばと始めるのではなく、実現したいことをしたら結果としてサブスクリプション的なモデルだったというのが正しい姿ですね。サブスクリプションモデルにしたから成功というロジックではなく、
自宅で生ビールを飲むという体験を提供→顧客の潜在ニーズを発掘→話題殺到という流れ。
一度ビールから離れた層や、想定とは異なる「子育て中のママ層」が利用しているのは興味深い。
既存の卸や飲食店との関係性から発想したら成り立たなかったと思うので、「エンドユーザーの顧客体験」から逆算して考えることの重要さを教えてくれる事例。