ハズキルーペ会長が明かす、広告費に100億円かけた〝本当のワケ〟
コメント
注目のコメント
メチャクチャ面白いインタビュー!
瀕死の会社を再生させる為には、新しいビジネスを自分の頭で考えて、勝負しないとダメです。社員達から独創的なアイデアを期待してもダメです。みんなで考えるなど小学校の発想では、会社は直ぐに潰れてしまいます。時間の無駄です。立て直しを覚悟した者1人が寝食も忘れ、夢にうなされながら、自分の頭で考え抜いた閃きこそが唯一の成功の道です。日頃から、広告宣伝はトップが担当するほうがいいと考えています。なぜならかなりの額を使うが、企業のビジョンをブレなく示せる。むしろ経営の一部ともいえる。ソフトバンクがお父さん犬を使った大胆な広告を続けてこれたのも、孫さんと代理店クリエイターがガチでやっているからです。
おっと話を元に戻すと、ハズキルーベは破天荒で素晴らしいCMです。海外に住む私がたまたま帰国時にみただけでナンじゃコレ?と思い、これ誰が作ってるの?とメッセンジャーで聞きまくりましたもん。設定がいかがわしくて派手(褒めてます)、タレントにセクハラぎりでそこまでやらせるか(褒めてます)、何よりも60秒CM、商品説明を長々とする。そこまでいうなら見てみるか、という気になりますよね。
このインタビューで驚いたのは、インパクトのあるCMを作ったのは不正競争防止法を適用してコピー品を倒すために、裁判官にハズキルーペを認知してもらうためということ。What a strategy! 広告は経営の一部であるべきを痛感しています。
ちなみに私の(日本にいる)周囲には、ハズキルーベを持って銀座の店でかけて女の子をキャーと言わせたいという殿方が多く、それだけでもこの広告は大成功と確信しています。小泉孝太郎さんになりたいのか、館ひろしさんになりたいのか、つっこみたいところです。ハズキルーペの売上は調べても出てこないのですが下記の記事で月間数十万個売れている、というものがあります。
8年で累計500万という数字を見てもせいぜい月間30万個くらいでしょうか
https://newspicks.com/news/3456733/
単価は6000円からとのことで卸値4000円として半分の2000円の粗利が取れても年間の粗利が72億円。100億円の広告宣伝費とどう釣り合っているのか。「成功」と言っていいのかはまだまだ分からないと思っています