【タビオ会長】人は「人格に合った商品」しか作れない
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すでに初回から「靴下の中に入りたい」「靴下を噛んだ」という名言・名エピソードが飛び出している越智さんですが、2話でも靴下への熱意と愛が垣間見えます。
そして越智さんは、靴下屋さんなのに普段靴下をはかないんです!それはなぜなのでしょうか。
ちなみに、靴下のはき方を教えてもらうとき、私の素足を見て「あんた、きれいな足してまんな」と言ってくださったんです。「靴下の神様」にそう言ってもらえるなんて、めちゃくちゃ嬉しい!生涯の誇りにします!カスタマーの声を聞いてPDCAを高速に回す、と言われても、あんまり感動しないけど、以下を読むと、「それしかないよね、プロダクト開発は」と心底思う。
記事よりーーーー
若い女性やけど、わしにとったら大事な先生です。「わかりました」と聞いて、その足で奈良の工場に走りました。夜、工場に駆け込んで無理言って改良をお願いして、翌日に指示通りのサンプルを持っていく。
あまりの早さにみんな驚いて、それを繰り返すうちに販売員さんたちも、こちらの味方になってくれるんですな。大阪の商売は「才覚、算用、始末」の3つが基本。
「才覚」は自分の全知全能を使ってものごとをすばやく解決すること。
「算用」は計算。といってもケチなのではなく、数字はものごとを考える羅針盤ということ。
そして「始末」は、ものごとに一つひとつケジメをつけることです。
こういった原理原則が世代を超えて引き継がれている世界観に「大阪」の魅力を非常に感じさせられます。
"丁稚時代に大将が、「人格に合った商品しか作れない」と言ってましたんや。画家は自分の考えが絵に、音楽家は楽譜に表れるのと一緒で、つくり手の人格が靴下に宿るんですわ。"
こういうモノへの愛着も受け継がれてきた大事な価値観ですよね。