ジョブズも落とした、孫社長の「人の力を借りる」技術
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関係を温めておく。
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──関係を温めておくのも孫社長の得意技であると。それが、孫社長が語っていたという、相手からイエスを引き出す「まあしゃん理論」ですね?
そうです。孫社長は「交渉の秘訣は、鯉(こい)とりまあしゃんに学べ!」と言っていました。
鯉とりまあしゃんとは、九州弁ですが、孫社長の実家近くの久留米市に実在した「鯉を取る名人のまさおさん」という意味です。
真冬の寒い時期、筑後川の川底には鯉がいます。まあしゃんは、裸になって自分の体に油を塗り、たき火で体をじっくり温め、そのあと、川の中に入って横たわるのです。
すると、温かさを求めて鯉がたくさん寄ってきます。寄ってきたら、鯉を抱きかかえるようにして取るという漁法です。
孫社長は、「交渉とは、鯉とりまあしゃんと同じだ。相手を優しく抱きかかえるように交渉しないといけない」と、常々言っていましたね。
注目のコメント
「鯉とりまあしゃん」理論、おもしろい。
『孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術』は読んでいましたが、新刊も拝読します。
楽しいエピソードとTipsの詰まった連載でした。
自分の備忘録として、印象に残っていることをメモしてみました。
■3日間で1万個の経営要素を挙げる方法
10個に分割を繰り返し、100個の要素に分解した後、専門書から100個の単語を抜き出していく
■時間術の三原則
1 予定の固定化にこだわらない
2 マイルストーンに集中する
3 発表経営で締め切りを公言する
■300年プラン・複利で成長する
「毎年何%ずつ成長すれば、いつ時価総額No.1になるか考えている」
■孫社長の4つのタブー
1 「検討します」は禁句
2 「部下に確認して報告します」は退場
3 10秒以上考えてはいけない
4 10秒以内に結論が出ない説明をしてはいけない
■ソフトバンク三原則
1 思いついた計画は可能な限りすべて実行する
2 1日ごとの目標を決め、結果を毎日チェックして改善する
3 目標も結果も数字で管理する
「2週間で2000人の起業家を集めろ」のエピソードもよかったなあ。
「質より量」だと割り切った話。
アリババのジャック・マー社長(当時)との6時間会談。
とても気になるのですが、2015年のソフトバンクアカデミアでその話が出たようですね。
https://logmi.jp/business/articles/106166三木さんのトーク、最終回は孫社長の「人の懐に入るワザ」が披露されます。
孫社長は、かつて九州の筑後川、久留米市に実在した、鯉を取る名人、まあしゃんになぞらえて、交渉術の妙を語ったそうです。
最後までお読み頂きました読者の皆様、ありがとうございました!完全に合意です。
石川よしきさんのプレゼンを思い出しました。
ステキな仕事を受けられる、受けてもらえる人は、
・可愛げ
・大物感
を共存させていると。
可愛げは、『どうやったらあなたみたいになれますか?』という趣旨のことを効果的に伝えること
大物感は、時代を語ること
とお話しされていて、非常に腑に落ちました。
あとは、わたしも、日に日に、人に助けてもらって生きてると実感するのに、単純に助けてもらった後の感謝を表現できてないなぁ、と思う昨今。
・感謝(とフィードバック)
も重要ですね