データ流通に国際ルール…安倍首相が提案へ
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日本政府がデータ勝負になる今後を見据えて、具体的にどの会社を支援して、競争力を獲得していていくのか、その道筋があるかどうか、ですよね。既に米中には遅れてて、中国は国策で見事にテンセントやアリババを世界で戦えるまでの企業にした、こういうビジョン次第かな、と。
注目のコメント
データは個人のものという前提の上で、個人情報の保護と活用は米国は行き過ぎ、欧州はきつすぎ、日本はその中間的位置づけになっている。改正個人情報保護法、官民データ活用推進基本法を根拠に日本は国内ルールを整備してきた。日本のバランスを持ったデータ活用を世界のルールにしていく事は大切であり、アジアの国々にとっては望まれている方向性だ。ルールメイキングこそ、経済戦略そのものなのです。
個人情報は保護しつつデータは積極活用。この日本の方針で、国際的に合意できるかが焦点。安定した政権基盤を背景に、利害が錯綜する欧米中をどう説得するか。特に、データに関して国家の関与が強い中国を、どう国際ルールに参加させるかもカギとなろう。
ただ、日本は、国際ルール形成を主導したからといって、それだけで「現代の石油」たるビッグデータの覇権争いに食い込めるわけではない。やはり日本発の強いプラットフォーマーが現れないと・・・「成長のエンジンはもはやガソリンではなく、デジタル・データで回っている」と安倍首相。データ流通に国際ルールをと、呼びかけています。そのためにはまず日本の方針を明確にすべきですね。
EUはGDPRによって、個人データの保護と保有について明確なルールを作成しています。米国もカリフォルニア州はGDPRに似た対応を進めている。
これにならって、日本もルールを早急に策定し、世界に示す必要があると思います。