• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

iPS角膜移植、厚労省に申請 大阪大、承認なら年内にも1例目

27
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    iPS細胞が非常に期待の持たれる治療法であることに間違いはありませんが、臨床応用する上で懸念されている点がいくつかあることも心に留めておく必要があります。

    その代表例が、将来のがん化です。iPS細胞の作製時にウィルスを用いること、その際に導入される遺伝子。ともにがん発生のpotentialを持つため、臨床応用されて長期の経過観察を行なった際に、悪性腫瘍の発生が増えるのではないかということが懸念されています。

    角膜はそういった意味で肉眼的に経過観察がしやすく、問題が起こった際のアプローチもしやすい部位であるため、臨床試験、臨床応用にいち早く馴染みやすいかもしれません。


  • 総合内科専門医・循環器専門医 医長

    ご存知のとおりですが、iPS細胞には非常に大きな期待がかけられています。山田さんのおっしゃられているとおり、がん化リスクは無視できません。細胞自体の質の管理も必要とされています。
    角膜は観察しやすく、問題を生じても取り出しやすいため、応用がしやすいと思います(実際、再生医療自体は10年ほど前から行われています)。他には血小板は核がなくがん化リスクが低いため輸血製剤として近いうちに臨床応用が期待されています。

    iPSも他の人の細胞を用いる同種他科移植、本人の細胞を用いる同種自家移植があり、角膜上皮は自家移植を目指しているようで、拒絶反応も少なく、通常の角膜移植以上の成績を期待したいところです。



    なお、先日移植の話題がありましたが、角膜もドナーが不足しています。脳死でなくても提供できますし、死後半日くらいまでは提供可能です。年齢や近視・老眼なども関係なく(いくつかは献眼できない条件がありますが)、家族の同意さえあればその他の臓器と違い条件的には容易に提供できます。今後、全てが自家移植に変わるかもしれませんが、いまはまだアイバンクが必要なので、少しでも知っていただける人が増えればと思い、追記しました。


  • badge
    再生医療・幹細胞生物学研究者

    昨年からアナウンスされていた角膜のニュースですね。阪大の西田先生は2016年の再生医療学会の学会長を務められた先生です。

    昨年はiPS細胞を利用した再生医療の臨床研究又は治験開始のニュースが今までで一番多かった年でした。

    臨床研究、臨床試験、治験は厳密に言うと意味が異なり、それが学内の倫理委員会に承認されたのか、開始されたのかなどでも段階があるので、区別できてないと誤解や、過度な期待、何度も同じニュースを見聞きしている錯覚に陥ることがありそうです。

    そのあたりのことも含め、iPS細胞にかぎらず再生医療全般に関してまとめNewsPicksへ寄稿させて頂きたいと思います。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか