大企業でイノベーションがうまくいかない理由【ネスレ本社バイスプレジデントが語る変革の流儀】
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注目のコメント
【訂正】
関係者の方からご指摘がありました!
『両社ともに3年に一度ではなく、3か月に一度、チャンスと危機の到来が宣言されているはずです(笑)』
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以前、とあるイベントでソフトバンクとKDDIの違いについて両社の関係者が、「ソフトバンクは孫さんが100年に一度のチャンスが来た!やるぞー、と3年おきくらいにやる」、「KDDIは会社として100年に一度の危機だ!と3年おきくらいにやる」なんて事を言っていた。
大企業における社内からのイノベーションの作り方には、ソフトバンクのように未来への熱狂から始まる場合もあれば、KDDIのように未来への危機感から始まるやり方の2つがある。ただほとんどの大企業においては社内から産み出す場合には、後者が多いように思う。なぜなら未来への熱狂を作り出すにはトップ自身が未来に対して熱狂しなくてはならず、それをやるには未来への確かなビジョンが必要だから。一方で危機感はトップだけではなく現場発でも作り出すことが出来るので比較的やりやすい。とは言え、本当にそれで会社全体を巻き込んで変えていくのは本当に難しいけど。
因みに今回の記事読んでもネスレは後者だなと思った。
『大企業のチャレンジが失敗してしまう理由のひとつに、イノベーションを「Renovation(修復)」や「optimization(改良)」と勘違いしていることが挙げられます。
(省略)
重要なのは「Trend (トレンド)」と「Disruption(破壊)」の違いについて認識することです。』大企業は「組織(専門の箱を作ること)」で既にその活動が完了した、と考えてしまうことがあり、それが結果としてやり切る前の段階であったにも関わらず負の歴史として刻まれることがあるように思う。「もうそれは過去やったよ」と。
また、世の中にはタイミングと人によって同じように見える活動でもイノベーションが起きる。メルカリとかも良い事例ですよね。なので過去に囚われずやり続けるしかない。
あとは新しいことは影響が見えづらいので、評価がされづらい。スタートアップは新しいことをやっているだけで評価されるのでモチベーション高くやり切りやすいんですよね。
結論、最も重要なのはトップのドラスティックな決断と、諦めずやり続けることでしょうね!