日本の銀行はこれからどこへ向かうか…メガバンク幹部の「一つの考え」
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注目のコメント
銀行の同窓同期の林常務が金融システムの
これからについて語っているのを今更発見した。
早々に外に出た私と、残って同期トップに上った
林君は立ち位置がまったく異なるが、やっぱり
守る側はつらいなと思う。「マイナス金利それ自体が問題なのではなくて、長期金利と短期金利の差がほとんどなくなっていることが問題で、そうなると商売として立ち行かなくなってしまいます」
長短金利差の縮小はマイナス金利導入前から起こっており、その原因は異次元緩和で長期国債を大量に買いオペしたからだ。
「電子記帳業者として生き残っていくために、間違えずにしっかりと記帳を日々重ねていくということはお客さまには約束しなくてはいけません。これを間違えず正確にやるためにかかる膨大な事務コストを減らす努力を惜しむつもりはありません」
こんなのは当たり前だと思うが?メガバンクが、自らの持つ公共性という性質を、足枷ととるか、模倣困難な価値ととるか。
前者に偏り過ぎるとディスラプターの土俵で戦うことを自ら選ぶことになり、後者に胡座をかくと茹で蛙状態に陥りかねません。