米津玄師、DA PUMP、あいみょん…国民的ヒットと日本の難題
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対談しました。紅白歌合戦について、米津玄師やDA PUMPについての話はキャッチーですが、個人的にとても大事な箇所だと思っているのは、むしろ最後のページで語っていることだと思います。ドレイクとストリーミングの関係を、マイケル・ジャクソンとMTVに重ね合わせることで、今という時代を80年代後半に重ね合わせる。そこから見えてくることは沢山あると思っています。
2年連続で椎名林檎が男女デュエットでパフォーマンスして、星野源が紅組白組なんて分けないで良いと言うのは良い流れで、今後は紅白がミュージシャンの一つのメッセンジャーツールになるのだと思います。ミュージシャンと番組が相互に成長すれば良い音楽文化が生まれそうです。ミュージシャンは自分のメッセージを音に乗せて伝えたいだけなので、「日本はグローバルな音楽ビジネスの潮流の変化にハッキリと乗り遅れていた」と書かれていますが、グローバルとかドメスティックとか関係なくて、CDでもストリーミングでも必要だと思うツールを必要な時に使うだけなんだと思います。ブランドに合ったツールを選定しているだけなので、マーケティングだけで良し悪しを語るものではないと思います。ストリーミングによる『「ヒットの崩壊」どころか「ヒットの氾濫」』が正にそれで、ランク上位だからなんとなく聞かれる音楽と、厳選して本当に聞きたいから聞く音楽には、旧世代で言うレンタルと購入位の違いがあります。ミュージシャンがどちらの望むかは明白ですよね。
以前NPの特集でゲス極の川谷にインタビューした記事ありましたけど、あれにめっちゃ共感しました。
https://newspicks.com/news/3519756
引用した特集記事に日本の音源売上の7割がCDみたいなデータ載ってましたけど、体感としては、音楽好きな人の7割がCD買ってる、って感じなんですよね。
今後ストリーミングの割合はもっと増えていくんでしょうし、解禁するアーティストも増えていって全体の売上も伸びるとは思いますが、裾野は大して広がらないというか。
そういう意味で何も変わらないと思います。
みんな全然音楽聴いてないんですよね。
ていうか興味なさすぎ。
世界で聴かれているものが日本で聴かれなきゃいけない理由はそもそもありません。
言語が違うってのもありますが、邦楽と洋楽の音楽性が離れすぎてて交わってないんですよね。
洋楽好きなひとは邦楽聞かないし、逆も然り。
俺は汚くて臭ぇライブハウスで頑張ってる奴らが好きだし、応援してるし、売れて欲しいんですよ。
ストリーミング全盛になって売れないミュージシャンが売れることが益々難しくなるなら、業界の売上が上がったとしても、良いのか悪いのかよくわかりません。