俺、コンサルタント。準委任だから品質には責任持ちません (1/3)
コメント
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びっくり判定ですね。業務フローはユーザーも検収していたでしょうし。この文章に書ききれていない大きな過失があったとしか思えないです。短い記事だけを鵜呑みにすると危ないように思います。
注目のコメント
これがAI開発の現場ではトリッキーになります。記事に出てくるようなシステム仕様書のようなものを作ることはないので、上流工程から入り、課題を理解しているものが同時にAI開発をするのが大事だし効率的です。
よく同じ立場の人たち(AI開発者や機械学習エンジニアの方々)と話していて必ず話題になるのが、この記事にあるように「成果物の質の基準」をどう設定するか?です。AIはナマモノ
なので、絶対に精度99%以上を常時維持!なんて多分ポイントがずれているのです。グーグルいた時も精度80%とかで「いいね!」でしたし、それも勿論インプットデータが変わればがぐんと精度が落ちることもしょっちゅう。Use Caseによって求められるしきい値も違って当然だし。
ですのでとにかく精度精度!!というところにフォーカスばかりしているのはHow論でありwhy論じゃないなあと思ったりします。こういった状況は開発現場で度々見られるように思います。
「クライアント」「コンサル」「開発」どの立場でも仕事をしたことがありますが、最後に筆者がいうように事前に決める「役割分担」がキーになると感じます。
契約内容は記事からはわかりませんが、
今回取り上げられている事例において、相手が「開発会社」でなく「コンサル」である点が珍しい。おそらく開発会社は要件に一切触れずに、言われたことを実装するような形で仕事を受けていたと推測します。
コンサルは現場の業務フローを理解し、それに沿った形でシステムがワークすることが大前提で、要件定義・品質担保の全て担う契約であったならば、判決内容もうなづけます。
要件定義などの役割が曖昧になっていたり、クライアント側の不備で業務フローの伝達ができていなかったりすると状況は違ったかもしれません。実質作業が請負であったとしても、2017年の民法改正前の準委任契約で、成果物責任を問われるというのは、信じがたい。筆者の勝手な解釈なんじゃないだろうか。
それよりも、契約期間中に検収を終えていなかったことが問題。