未来のビジネス創出、イノベーションよりも破壊が重要な理由
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いま、うまくいっているモデルを否定し、将来に備えて破壊やイノベーションを社内から創造することは、名著"Only Paranoid Survive (Andy Grove)"や"The Innovator's Dillemma (Clayton Christensen)"を挙げるまでもなくアメリカの企業でも難しいことだ。企業は目先の四半期や年度の利益を追いかけることに必死で、それには既存事業の目標を達成することが最重要、というかそれさえきちんとやっておけば批判されることはない。利益を産むのに時間がかかったり、下手すると既存事業の足を引っ張りかねない破壊的新事業への取り組みに及び腰となるのは避けられない。
既存企業が見逃したりあえて避けている"破壊的イノベーション"の創造を目論むスタートアップを活用することは、企業が"破壊"をバネに成長する有効な手法だ。時代を謳歌しているGAFAやインテル、nvidiaなどのリーディング企業はスタートアップをつねにウォッチして、外部で起きている破壊的イノベーションを内部に取り込むことを心がけている。
注目のコメント
過去にとらわれず変われるか?
前例主義を捨てること。今までこれで上手くいってるから、改善すればもっと上手くいく。ここまでやってきたんだから続ける。
こんな意識や企業行動では、時代の流れから取り残される。破壊、リセットする勇気を持たなければ、変わることはできない。
「企業が変わるためにも、みんなで協力しながら個々の知性をつなぎ合わせ、集団的知性を作り出していく必要がある」
これは「Collective Creativity」のことですね。一人ひとりが潜在能力し、未来をリードする企業を目指しましょう。「未来はここにある。まだ広く行き渡っていないだけだ」というのは印象的ですね。私のような一般サラリーマンには、「見えているけど、視ていない。聞こえているけど、聴いていない」ということなのでしょう。
テクノロジーは、直線的ではなく指数関数的に進歩している現代において、目の前にあるものから未来を「予測」するには、物事を俯瞰的に眺める能力が必要ですね。