箱根駅伝は「ナイキ」厚底シューズの圧勝 約4割の95選手が履く
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僕がなによりも驚くのは、歴史の長いランニングシューズの世界で、革命的なイノベーションが起きる余地がまだあったということ。
多くのランナーにとって走法は、リアフットかフォアフットかを最初に選ぶものではなく、スピードと走力に沿って進化していくものだと思う。最初は大抵厚底/リアで走り始めるが、走り込むに従って足が鍛えられてスピードが上がり、ミッド/フォアフットに進化するとともにクッションが不要になって底が薄くなる、という感じ。僕もマラソンに出場し始めた頃はクッションのある靴でなにも考えずにリアフットで走っていたが、スピードが上がるにつれ膝を痛めるようになり、衝撃が少ないということでミッドフット走法に修正したが、厚底でミッド/フォアフット着地はできないので自然に薄底になった。
そしてVibramがFIveFingerをリリースし、BORN TO RUNが出版され、薄底、Low Drop Shoes (つま先と踵の高さの差が少ない靴) 、そして フォア/ミッドフット着地が改めて脚光を浴びた。ナイキもFREEという革命的な靴をリリースし、フォア-ミッドフット着地ブームを牽引した。そのナイキが今や厚底ブームを後押ししているというのがなんとも面白い。しかも一般人に浸透するブームではなく、王者キプチョゲにマラソンを2時間以内で走らせるために作ったスーパーシューズをエリートランナー向けに展開したというのがなんともドラマチック。かかとには超軽量で高い衝撃吸収力をもつフォームを使い、中底に復元力の高いカーボンシートを内蔵して、軽さと衝撃吸収と反発力を同時に満たしている。カーボンシートが入ったランニングシューズなんて他で聞いたことがない。知り合いでこのシューズを履いた友人は軒並み驚異的な自己新を更新している。他とここまで圧倒的な違いを見せつけたスポーツシューズは未だかってなかったのではないだろうか。
注目のコメント
スポーツドクター曰く注意してほしいのは、つま先型、かかと型が人にはあり、
かかと型の人が厚底シューズを使用すると、形が合わず捻挫をはじめとした足首付近の怪我の発症率が高まるということ。
メリットがあれば、デメリットもある。ぜひ、見極めてから、シューズは選んでほしい。
何にせよすごいよな、厚底シューズ。これ履いてる選手が、世界記録、日本記録出てるし。水泳でいう、高速水着みたいなもの。
昨年は出場者の3割弱くらい?が着用してたイメージ。
今年は登録外の選手もいれたら5割くらいが使用してるのかな?これだけ広まれば、ほとんどの選手が履いてみた実績あるのかな?高校の時陸上部だったので
ちょっとランニングシューズについて(本より)
ナイキ つま先のみの着地で走る方へ
アディダス 子趾球で着地し踵にいき親指に重心が移動する方へ
アシックス 踵から親指に重心が移動して走る方へ
ミズノ 子趾球と踵で着地し親指に重心が移動して走る方へ
私はミズノです
走るスピードが上がってくると
踵から着地する人はほぼいなくなります陸上専用シューズはわかりませんがスポーツ経験者なら誰しもシューズの機能の重要性は理解しています
青学のアディダスが悪いとも思いませんが、NIKEのシューズがこうやって取り上げられたことで
アディダスの巻き返しが興味深い
靴の機能の差は意外と大きいですよね