バフェットがゲイツに授けた「お金で買えない時間」の管理術
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バフェットは、自分はお金で何でも欲しいものを買えるが、ただひとつ、「時間だけは買えない」、だから時間はわれわれにとって、最も価値ある資源なのだ、とのこと。
今生きていること、実はそれ自体が貴重なことだと思います。「バフェットがゲイツに授けた」と、思わず読みたくなるような記事のタイトルですが、ミスリードさせる要素があるので注意が必要。
まず、バフェットはゲイツに「授けた」わけではない。
己の価値観を語っただけで、そこにアドバイスの気持ちがあったにせよ、「授ける」というのには語弊がある。
2人とも超一流であり、一方が上から目線で「授ける」というよりは、刺激し合う関係であるはずだ。(この2人は長年の親交がある)
ビルゲイツだって、自分のやり方をバフェット式に100%変えることはないだろうし。
それでも彼はバフェットから、「刺激を受けた」ということだと思う。
そして、2つめのミスリードは、ここに書いてある3つのポイントは「バフェットがゲイツに伝えたことではない」という点だ。
事実、文末に「上記にまとめた3つのポイントは、バフェットやゲイツの考えとそうかけ離れたものではないだろう。」と書いてある。
なのでパッとこの記事を見て「バフェットはこんな事を気にしているのかぁ」と受け取ってしまう危険性があるのは、内容うんぬん以前に記事としてはよろしくないと思う。
ちなみに、個人的にこの記事で心に残ったのは、バフェットが「自分はお金で何でも欲しいものを買えるが、ただひとつ、時間だけは買えない」と語ったことだ。
この言葉には時間の大切さだけでなく、「人生をどう生きるか」という大きなテーマを考えさせるような深みがあると思う。自分で自分を大切にすること。人に期待せず、自己犠牲をやめ、先入観を捨てること。それらにより後味の良い毎日にしていくことで、最終的には後悔のない充実した人生になるのだと思います。
何故なら後悔も充実感も後味だから。後味を人生の羅針盤として進めば迷子になりにくいんですね。それが自分で自分を大切にする生き方であり、自己肯定感≒幸福度を高める方法だと感じます。