ありふれた「珈琲屋」の風景は世界に類を見ない日本独自の文化だった
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もし日本に茶より珈琲が先に入ってきたら,「茶道」ならぬ「珈琲道」が生まれていたと思う.新参のコーヒーは茶道の影響を受けているよう.
この記事は面白いですね.
「珈琲の世界史」 https://amzn.to/2BO4WkF がお勧めの一冊.
と思ったら,この著者の記事だった.
80年代,喫茶店はナポリタンなどの軽食とドリップコーヒーを出すお店というイメージで,これはいずれ消えてなくなるなと思ったものです.あだち充「タッチ」に出てくる「南風」みたいに客が少ないイメージ.衝撃だったのはスターバックスを90年代終わりに見た時だった.ドトールとか,たぶんジリ貧状態だったと思うのですが,それまでのスタイルが一新した.たまには喫茶店もいい。
サードウェーブコーヒーって何だ?「Bean to Cup」豆にこだわり、ドリップでいれて飲む。だから美味しいんだ。
そう聞いた時、それってもともと日本の喫茶店で飲む珈琲では?と思いました。
○○ウェーブって、飛びつくだけではなく、日本にあるものの価値も再認識しよう。
Blue Bottle Coffeeの創業者あるジェームス・フリーマン氏が、渋谷にある喫茶店「茶亭 羽當」のコーヒーを絶賛したというのは有名な話。なにウェーブ云々をよく分かって無かったので、勉強になりました。あと「純喫茶」とはそういう由来だったのですね。
歴史については明るくないので、お気に入りの店でもご紹介しておきます。
【京都】
・インパルス(河原町通蛸薬師上ル)
外観がまさに昭和レトロ。一番奥の席がお気に入りです。町屋風の坪庭がガラス越しに見えて雰囲気がいい席なのです。
・オカフェ キョウト(綾小路通東洞院東入ル, 入り口分かりにくいので注意)
http://okaffe.kyoto
寒いときに気まぐれで頼んだアイリッシュ・コーヒーが驚くほど美味しくて、以後時々行ってます。岡田バリスタは腕が良くてイケメンです。うらやま。
【東京】
・ニューキャッスル(銀座一丁目)
http://newcastleginza.com
完全に常連です。2週間ほど行かないと体調でも悪いのかと心配されます。
創業は1946年(!)、現在のマスターは三代目です。コーヒーも美味しいのですが、ここの名物は「辛来飯(カライライス)」と名付けられたカレーライスです。野菜・香辛料などをペースト状にしたものを、豚骨スープで煮込んで作られる独特のレシピで、複雑で飽きのこない味わいです。2013年くらいから延々と食べてます。100食超えた気がする。
食事が美味しいコーヒー屋というのも良いものです。
・銀座澤井(銀座3丁目)
11年連続、楽天ショップオブザイヤー受賞。の、実店舗です。何だ通販の安コーヒー屋かと思われませんよう。製品の回転が速いのか、どの豆を買っても新鮮です。お湯2投目でよく膨らんでいい香りします。豆販売だけでなく、地下に喫茶もあります。
鳥取県発。(なので僕の故郷島根からも近くて愛着が)
山陰らしいネーミングの「やくもブレンド」がお気に入りです。