RIZAP松本氏「代表権を返上へ」 取締役2人辞任
日本経済新聞
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注目のコメント
松本さんとは数えるほどしかお会いしたことがないが、彼はどこの企業にいても終始一貫、軸がぶれない。事業再編や構造改革は痛みが伴うが、見て見ぬふりにすると負の連鎖が止まらず、健全な事業にも影響を及ぼす。
それは消費者や株主に一時的に迷惑をかけるかもしれないが、彼らにはその他多くの選択肢が存在する。
ただ、社員やその家族は多くの選択肢を持ちえない。結局、割を食うのは社員とその家族。
優しさをはき違えない松本さんを私は尊敬するし、経営とは何かをいつも勉強させてもらうことに感謝している。松本氏の着任後に、時価総額はピーク時の7000億円に対して足元で1000億円に下がってしまったし、当社の事業と財務は(おそらく松本氏が聞いていなかった)想定外のネガティブなニュースばかり出てくる状況です。
この状況下、雇われの経営者において、①経済的なアップサイドは(ほとんど)なく、②名誉もなく、③CEO = 創業者 = 大株主と良い信頼関係が醸成されるとは思えません。むしろ不信感。
私なら、「聞いてねーよ」で、CEO = 創業者 = 大株主と距離をとります松本氏は取材でお目にかかったことはないが、これまでの発言を見る限り、極めて明快、軸がはっきりしている。人を斬る代わりに自分もけじめをつけるという姿勢に従業員は打たれるだろう。今後の立て直しは社員の意識改革が出来るかどうかだと思う。