コーヒー市場は爆発寸前 AIで経営モデル変える
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90年代に留学した時、中国人の友人にコーヒーをご馳走したのですが、一人として「美味しい」と言う人がおらず、「この国ではコーヒーは流行らないだろうな」と思っていました。それを覆したのがスタバでした。
「日本や韓国、台湾、香港で1人当たりのコーヒーの飲用は年間約200杯だが、中国ではたったの4杯。北京、上海、深圳などの大都市でも10杯程度で、コーヒー業界が爆発的に成長する可能性がある」(記事引用)
とはいえ、他国とは単純に比較できないと思います。
依然として国民の多数を占める農民や農村からの出稼ぎ労働者の人たちはあまり飲んでいないようですし、この層の人たちが一杯数十元のコーヒーをガンガン飲むようになるとはちょっと考えられません。
また、コーヒーを好んで飲んでいるのは若年層ですので、一人っ子政策の影響で少子化が進む中国で、どこまで市場が拡大するかはわかりませんね。マーケットインの好事例。
そもそもチョコレートと並ぶ歴史的最強コンテンツであるコーヒーと、"異常"にコーヒー消費量の少ない中国の掛け合せ。
更には電子決済による顧客データ活用や、現代の消費パラダイムに合わせた利便性の高い売り方。そして「このモデルは他国に横展開できるものではない」というCEOの冷静さ。負けるわけがない。
似たようなことを考えて年明けに出張するとこだったので、参考になりました。