焦点:寒風吹く欧米ファッション業界、「年中セール」の泥沼に
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原価率の低いブランドがセール戦略で首を絞めてる印象。
大々的なセールはブランド価値の低下に繋がるので、更に悪循環を招いてしまう。
これからはブランド価値で勝負できるハイブランド、もしくは低価格でも原価の高いしまむらのような企業戦略は強いと思われる。
やはり情報の非対称性が消えた今日では、百貨店アパレルのような中価格帯ブランドは他に逃げられやすく苦戦を強いられると思う。
注目のコメント
セールの乱発は自分の首を締めることになる。
当たり前だけど、ユーザーはセール待ちになってしまうので
正価で買うのを控えてしまう。
こうなると無限ループなので、じゃあ、正しい価格って何だろう?となる。
このところ売れていると言われるブランドは
セールをしない。
生産量をコントロールして、できるだけプロパーで売る。
シュプリームしかり、石川涼さんのところの「FR2]なども行列で売る。
セールをしなくては売れないのは、それはもともと
価格や生産量が適正でないから。
思い切って生産量を減らすとか、ブランドを減らすとか、
ブランド価値を高める努力をしないとこの泥沼は抜けられないのではないかと思う。世界中どこでも状況は一緒だな。プロパー期間なんてあって無いようなもんなんだけど、厄介なのはプラットフォーマーが大規模なセール仕掛けてくると少なからず周辺にも影響が出る。ZOZOの売上対策もクーポンとセールばかり。キャリー品とは言え、シーズンど真ん中に90%オフとか本当笑えない。
回避するには同様に自社の経済圏をなるべく広げていくしかないから国内アパレルも最近は連合組み始めてるけど、セール偏重にならないでほしいと祈るばかりだ。なんとなく安売りしてと言うのが悪だと言う風潮なのだけど、一本調子でダメだと言わないでその安売りの仕方はやり方次第なのです。
例えばリーバイスの業績を見てほしい。
https://shikiho.jp/stocks/9836/
売上をあげながらも利益を出している。
しかもシーズンオフは結構な割引率で販売している。
現在のアパレルはいっときの飲食業界に似ていて、ただ単に安売りをしているだけの企業も多いが、企業によっては戦略的に安売りを仕掛けている。
小さくブランドを立たせてやるのも良いが、それではスケールを出せないのである程度の規模になっていれば規模を半分とかにすると言う選択肢は無いだろう。