日産とルノー 経営トップ2人だけの会談は行われず
NHKニュース
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今のところ、ルノーと日産両社の、両者の立ち位置に差があります。この差をビジネス的にも心情的にも早期に埋めることができなければ、アライアンスは瓦解に向かう可能性すらあります。購買や物流はもとより営業や開発まで一体化しつつある現状を考えれば、アライアンス崩壊は誰も良しとしないはずですが、「弾み」はどこにも誰にもいつでもあるものです。
臨時株主k総会 お開催を優先し、ゴーン元会長に変わる取締役を選任したいルノー。特別委員会で根本原因の究明を優先すべしという西川CEO側に深い溝がある。根本究明も大切だが、取締役会の早期正常化は優先すべきではないのだろうか。さもないと今度は西川CEOに権力が集中しすぎる。それこそが西川CEOがゴーン元会長の暴走を招いた原因だと指摘してきたこと。矛盾して聞こえる。
自分が大株主のトップだったら、同じく、対等なパートナーと主張してクーデターを起こした子会社のトップとは会わない。だって対等であることをアピールすることが目的のミエミエのスタンドプレーだから。調査資料の提出に際して弁護士を通させたのも子会社の幹部達にはリーガルマインドが無いと判断したからでしょう。要するに信用されてない。いつでも首にできる相手には付き合わない。