日産、きょう取締役会。後任会長は来月選出へ
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注目のコメント
意見対立はハッキリしているわけですが、「企業は人なり」です。両者のゴタゴタが長引くようだと、人材流出に歯止めがかからなくなります。経営資源の毀損こそが一番の問題だと思います。
この記事に書いてある日程は実務的に難しいですね。今月17日に開催される取締役会で、第三者の有識者による委員会を設置して、まずはあるべきガバナンスの方向性について意見を貰い、1月中に暫定会長選任というのは、年末年始を挟んでいなくても第三者委員の方には酷な日程です。
流れとしては、第三者委員会設置⇒ヒアリングにより委員会で提案すべき内容が適切かどうか社外取締役等と調整⇒ヒアリング等の実施⇒意見の集約⇒意見書を書くという流れかと。
この間に、特捜の捜査は進みますし、そもそも有価証券報告書虚偽記載は法人としての日産が起訴されており、その対象期間の代表取締役は西川氏です。
委員会からの報告書を受け取り対応をするのが現取締役会で可能なのか、委員会の提案内容次第では、利害関係者が出てくる可能性もあります(スルガ銀行の事例を見れば分かるかと思います)。
記事を書いた記者が専門知識が足りないのかもしれませんが、なかなか厳しい道筋です。