自転車シェアのセブン、ジム併設のファミマ…コンビニのすごい新戦略(理央 周)
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コンビニの記事というより、事業を既存の延長線上のアイディアでなく、今までにないアイディアを組込み発展させることが大切という話。
小売業は、物販がメインなので、集客力を高めるために、よりたくさんのSKUを品揃えし、高品質な商品を、お求め安い価格で提供する事に挑戦してきました。
コンビニは上記の小売業の基本を追求しつつ、新しいサービスを開発して集客力を高めた実績があります。リアル店舗の存在意義が問われている今、コンビニがどのようなサービスを開発するは、とても興味深いところです。思考法みたいな言葉だと難しく感じますが、要は組み合わせの話ですよね。
ipod、phoneを組み合わせてiphoneが生まれたように、コンビニとジムを、コンビニとコインランドリーを組み合わせ、人々の生活を豊かにする社会実験のようです。
組み合わせの最大規模を体現しているのが、イオン等大型ショッピングモールですが、彼らは量産しづらく、手軽さがありません。対するコンビニのコンパクトでスモールな社会実験の結果が楽しみですね。
なお、これらの組み合わせ戦術は、コンビニだけでなく小さな町の商店でも出来ることだと思います。
お肉屋さん等店 といった概念を捨てて、いろんな複合価値を持ったお店が出てきたら楽しくなりそうですね。最近のリテール、取り分けコンビニはその店舗数の多さを活かして高齢化と言った社会課題にビジネスとして取り組まれている感を覚えています。
記事中のローソンによる福祉サービスの相談ブース兼窓口としての実例のみならず、ファミリーマートはカラオケ好きな高齢者をターゲットにカラオケ施設(確かシダックス)と併合させ、ファミリーマートにて食べ物や飲み物を購入して頂き、そのままカラオケルームに持ち込める様にされてもいます。
セブンイレブンなら宅配サービスが有名であり、揚げ物を充実させたり鯖味噌の骨抜きも徹底されているなど、料理負担の軽減にも取り組まれています。
(宅配サービスそのものは赤字なのでしょうけど「習慣化」を図る効果もあるかと思われ、ドライバーによる非購買商品の提案等も実行しても良いかも知れません)
この様な姿勢は本記事に倣ってコトラーの見解を引用するのならマーケティング4.0の概念に近いものと感じます。
問題はやはり人手不足と生産性の向上。
これ等の課題や事業特性を踏まえても、Amazon等の合理性重視のリテールへと、他業界の力も借りてその側面を強化させても良いかと考えられます。
(例えば宅配ドライバーにUberのドライバーを充てる等)