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日立、英原発計画を凍結へ 安倍政権輸出案件、全て暗礁に

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  • 建設業#金子さんファンクラブ

    00年代後半の原子力ルネサンス時代には、原発輸出対象案件としてヨルダン・トルコ・ベトナム・UAEあたりが有力と言われていました(英国案件は10年代に加わった)。そのために国際原子力開発株式会社(設立したときは民主党政権です)を設立し、経産省中心でセールス活動を実施。
    結果としてはヨルダンはロシア、UAEは韓国がトップセールスをかけて受注。トルコ・ベトナムは計画そのものの見直し(おそらく中止、ないしトルコは中ロどっちかが取る?)。そのため英国しか残っていなかったところにこのお知らせ。日本国内は事実上新設は不可能な状況ですから、ほぼ日本の重電・重工企業が絡む形で原子力発電所を建設する機会はなくなるでしょう。

    そうするとやはり気になるのは「技能・技術の伝承」の問題。
    以前、仕事で「コンクリートについて詳しく、実際の施工にも詳しい人を探す」という必要があり手を尽くして探してもらったのですが、全然見つからなかったことがあります。原因は大規模な公共工事を減らした結果、土木工事や橋梁工事などが減りその技術を持つ人が散逸してしまったことが原因、とのことでした。公共工事を減らしてからわずか15年程度しか経ってなかったのに、全然見つからないものなんだな、そのくらいの期間で技術は散逸してしまうことがあるんだな、と複雑な気分になったことを覚えています。

    おそらく、今後原子力産業でも同じことが起きるんだろうなぁと思います。従事するエンジニアは高齢化し、新しい人間は入らない。新規建設プロジェクトはなく細々とした既設のメンテナンスがメインの仕事。建設時の思想や図面を読める人間は徐々に減っていくのでしょう。
    これは問題だ!だから採算を度外視で受注するんだ!国内に新設するんだ!とは一ミリも全く思いませんが、正直原子力産業を盛り上げる有効な打ち手も少ないなと思います。唯一あるとすれば、国内54基の原子力発電所の廃炉がピークになったときに、産業としてもう一度盛り上がりが来るのかもしれません。

    追記
    唯一興味深いのは、「技術の散逸がどの様にして起きるのか」を学問的に研究することができるかもしれないこと。どのくらいのスパンで、どんな経過を辿って隆盛を誇った技術が失われていくか。これはこれで研究のしがいがある気もする。だれかすでに研究してるのかしら?


  • エネルギー関係

    経営者目線では予想されていた当然の結末。しかし、技術者目線では技術力の継承において問題となる。
    日本の重電企業(三菱重工、日立、東芝)の技術者にとっては、国内では原発新設は認められず、海外での大型新設プロジェクトも途絶えてしまう。国内の保守、更新業務では、前の設計から変えないことが高品質とされ、技術力を学習、継承できる業務とは言いづらい。原発の新設は技術力や部品調達先を確保しておくためには重要となる。
    ここで言う技術者とは、研究開発に携わる方々だけに留まらず、設計や検査、製造全てを含んでいる。営利企業である以上、受注が減ると彼らの業務が縮小、もしくは他の業務へ割り当てられる可能性が高い。ドキュメントがいくら充実していても、自分の業務として手を動かさないと、疑問点や図面の裏に隠された設計思想まで考えが及ばず、結果として体系的な知識経験にはなりにくい。
    現在原発の技術者の高齢化が進んでいる。廃炉を迎える原発は増えつつあり、それらをこなせる技術者が残せるのだろうか。


  • 名古屋商科大学ビジネススクール、大学院大学 至善館 教授(Professor)

    安全対策費の肥大化で建設費が過大になった上でので凍結。

    すでにトルコでの三菱重工案件も凍結されている。
    https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38499400T01C18A2MM8000/

    もともと、日本国内で新設できないものを
    外国に売ろうとすること自体が無理すじなのだと思う。


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