粗悪学術誌掲載で博士号 8大学院、業績として認定
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注目のコメント
医局に所属すると、ふつう研究に専従する期間が求められるのですが、医学部の大学院、博士号は他分野と少々事情が違い、医局への貢献度の目安と考えられています。その結果、どんな形でも論文を発表しておくことしか考えない人が出てきます、というか多い。ある意味学問に対する冒涜です。
内を向いて研究してもロクな成果は期待できません。
本当は、科学的な視点を徹底して身に付けられる貴重な経験と思うんですけどね。博士学生にとってのそれはそれほど悪いことではないんじゃないかなと思います。
卒業後のボスト競争に大変な思いをするのは本人ですし、卒業させないのはそれはそれで、本人にとっての成長を止めることになってしまう。オリジナルの研究アイディアで、論文作成のプロセスを一通り学ぶことが重要で、書けない人は全く書けません。
要件ぎりぎりの人なんてそれほどいるわけではないので、ただのスルーパスを防ぐための軽い障壁に過ぎないものだと思っています。社会科学系に身を置く立場からすると,剽窃を見抜くのは容易なことではない。今日ではいちおう,剽窃チェックのソフトがサポートしてくれる。他方で,ジャーナルに関しては日本のものであれば,その評判はある程度わかる。ただ,海外のローカルなジャーナルになると,ほとんどわからない。