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アスベスト混入隠ぺいか 米医薬品大手J&J、報道否定

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  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    Reuters原文が①、J&Jの声明が②。
    J&Jは明確に否定をしていて、数多くの規制当局などによる検査でアスベストが混入されていないと証明されており、またReutersの取材に対して不正確な報道がされないように、J&Jの弁護士団は数多くの書類提供や質問への回答をし、また事実確認のための直接的なミーティングも拒否したとしている。

    原文自体は、ベビーパウダーを使用したガンとなったことで訴訟をした患者の方のストーリーから始まっている。ただ立証できずに1999年に取り下げるしかなかった。
    その後、他の訴訟などで出てきた書類から、記事にあるようにアスベストを含み、またそれに対して会社幹部などがどう対処するか検討する一方で、当局には報告していなかったとしている。
    なお、J&Jの765億ドルの売上のうちベビーパウダーは4.2億ドルに過ぎないが、会社の「Caring Company」というイメージに一役買っているとも書かれている。
    なおJ&Jの株価は-10.04%。

    https://reut.rs/2GgrAaH
    http://bit.ly/2GfxMzN

    J&Jというと、Our Credo(我が信条)がとても有名。またそれに基づいて、タイレノールという鎮痛剤を服用した人に死者が出たときに、その薬に有害物質が混入しているという噂が立った時点で製品回収を決定して、また飲まないようにと発表。またトップ自らが記者会見を何回も行ったり、ホットラインを整備したりもした。
    その後、包装などを変えて異物混入ができないように対応して売上を回復したケースが知られている。
    消費者としてはメーカーが真摯な姿勢で行動していると信じたいが…


  • 小児科クリニック 院長

    今回の論点は2つ。

    ①J&Jのベビーパウダーで卵巣癌が引き起こされたのか。

    ②隠蔽があったのか、報告義務を怠ったのか。

    アスベストは確かに卵巣癌のリスクファクターとなりますが、因果関係を証明することはかなり困難だと思います(すでにJ&Jが敗訴する判例があるが)

    おそらく今回の報道の焦点は②があったか否かになりそうです。

    隠蔽があった場合は社会的信頼の失墜だけでなく、巨額の賠償金、集団訴訟が控えています。

    今後の報道が待たれます。


  • 株式会社oneself. 代表取締役(産業医)

    タイレノール事件では顧客最優先で真っ先に情報公開を行い、ビジネス史上最も優れたクライシスマネジメントを行ったと称されるJ&Jですが、果たして真相は如何に。

    アスベストによる健康被害は様々ですが、一般的に石綿肺は約15年、肺がんは20年以上、中皮腫はもっと長く30年以上経ってから生じてきます。そして、中皮腫や胸膜プラークは、石綿肺や肺がんと比較して少ない曝露量で発症することが分かっています(つまりアスベスト対策が取られる前は石綿肺で早々に命を落とすことが多かったが、対策が進むにつれ石綿肺は見られなくなったものの少量曝露の長期潜伏期間を経て、悪性中皮腫が発生する事が知られるようになった)。

    あと、今使ってなければ大丈夫という話ではなく、アスベスト関連疾患はアスベスト曝露から離れても進行します。

    そのため、殆ど忘れた頃に病気になる可能性が高くなるので、長い期間の注意深い健康管理が必要となってきます(尚、中皮腫の2年生存率は30%弱、5年生存率は5%弱です)。


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