大幅反落、下げ幅400円超 先物売りで崩れる
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日経平均株価は441円安で3日振りの反落となっています。
米国株はNYダウが70ドル高と続伸しましたが、NASDAQは反落し、まだ米中軋轢や政府閉鎖リスクに囚われ、決め手には欠けました。
今朝の東京市場はSQが売り超で始まり、GLOBEX夜間のダウ先物が下げるのを見て売られる、軟調展開となりました。
寄り前の日銀短観も「先行き警戒」と捉えられ、11時の中国の小売売上高も「15年半振りの低い伸び」となったことから、日中共に軟調な展開でした。
後場は日銀のETF買い観測から一時下げ渋る場面もありましたが、売り直されて安値圏で引けています。
週を通せば303円安で続落です。
ファーウェイショックの余波から下げ、副会長保釈で一時反発しましたが、中国の景気減速に日本も引き摺られる懸念が強まりました。
メジャーSQ通過で需給のアク抜け期待もありましたが、かなり弱い展開で二番底の警戒感。
来週は日米で金融政策決定会合がある他、国内では19日ソフトバンクの大型上場、中国では中央経済工作会議があります。
クリスマス前週で市場参加者は減少に向かいそうですが、年内残り2週間、米中の次のアクションなど、反騰のキッカケ探しとなりそうです。株価がどんなに下がろうとも、いや下がれば尚のこと日銀様が相場を無視して
買い続けくださいます。
神様、仏様、黒田様!
このツケは、後の世代が支払うアベノミクスですから。