ロシア、在日米軍撤退要求も協議 平和条約交渉で

コメント

注目のコメント

• 小泉 悠

  東京大学 先端科学技術研究センター 准教授

  ・2018年12月14日

  相変わらずめちゃくちゃに足元を見てきていますね。
  プーチン大統領は「日ソ共同宣言には歯舞・色丹を引き渡すとは書いてあるが、その条件や主権については触れていない」と述べています。主権については既に散々論じられていますが、今度は「条件」について米軍撤退を持ち出してきましたか。
• 神保 謙

  慶應義塾大学 教授

  ・2018年12月15日

  ロシア側はラブロフ外相が「第２次大戦の結果ロシア領になったことを認めろ」、今度はザハロワ情報局長が「対日覚書が協議の対象となる」など言いたい放題だ。ロシア側は交渉にあたり、誰が何を代表しているのか、不明瞭なところがある。このザハロワ発言を真面目に受け止めれば、日露交渉などそもそもありえないことになる。前哨としての空中戦が始まったと捉えるべきで、こちらの感情の逆撫でしようとしているということではないか。
• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2018年12月14日

  やっぱり。「北方領土には在日米軍を置かない」ということをロシアが領土返還の条件のひとつにしているという話を聞いたとき、その程度の謙虚な(？)条件で領土返還をする覚悟がロシアにあるのかなと不思議に思った。在日米軍撤収、日米同盟終結を条件にして平和条約締結、北方領土問題の進展を図るという方針がはっきりしてきた。つまりロシアに領土返還の意思はないということ。