【政治】12年に1度の決戦年。自民党は「魔の周期」をしのげるか
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年明け1月、首相は英国、オランダ、ロシア、スイスを飛び回り、外交攻勢で失速傾向にある内閣支持率の再浮揚を図り、政治決戦への体力づくりに励むようです。1月は与野党対決の山梨県知事選、2月は辺野古新基地建設をめぐる沖縄県民投票、春の統一地方選、夏の参院選へと、与野党攻防のボルテージはあがっていくでしょう。
意外と知られていないけれど2019年は12年に1度の選挙イヤー。
3年に1回改選がおこなわれる参院選と4年に1回おこなわれる統一地方選。最小公倍数である12年に1度、亥年に2つの選挙がおこなわれ、2019年がまさに亥年の選挙イヤー。
戦後は1947年から、6回おこなわれているわけだが、どれも投票率が低く、自民党にとっては苦しい戦いが多かった。
1947年・吉田 61.1%ー(自民党結党前)
1959年・岸 58.8%ー132/250
1971年・佐藤 59.2%ー131/249
1983年・中曽根 57.0%ー137/252
1995年・村山 44.5%(戦後最低)ー111/252
2007年・安倍 58.6%ー83/242
特に2007年の第1次、安倍政権時は野党転落へのきっかけとなった。あれから12年。安倍さんは過去の苦い経験をどう活かすのか。楽しみです。記事を読んで、与党も野党も本気度が見えない1年だったと感じた。
「安倍政権を倒す」と息巻いている野党は、本当にそう思っているなら何が何でも6月の新潟県知事選において勝たなければならなかった。仮に新潟県知事選挙で野党が勝利していれば、その後の自民党総裁選は全く違ったものになっただろう。(沖縄県知事選挙は翁長前知事と玉城デニー氏の勝利であって野党の勝利ではない)立憲民主党と国民民主党のゴタゴタを見ていても、政権交代への本気度が感じられない。大変失礼な言い方になってしまうが、安倍政権が存続してくれた方が叩きやすくて熱烈な支持者から一定の支持が得られるので、それでいいと思っているのか?と邪推してしまう。もちろん、そんなことはないと思うが。
一方で安倍総理の改憲への意欲についても、本気で憲法改正を行いたいにしては、やり方が稚拙すぎて本気度を感じない。そこまで憲法改正にこだわりがあるのか、個人的には疑問符がつく。また、個人的には衆参ダブル選挙にしたからといって必ずしも参議院選挙での議席増につながるとは限らないと考えている。むしろ無党派層の投票率が上がって与党がますます不利になるリスクもあると思うので、来年のダブル選挙の可能性は低いのではないか。