Slack、来年のIPOを準備中との報道ーー引き受けはゴールドマンサックス
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Slackのように、エンジニア界隈で支持される→社内で少人数が無料プランで勝手に使い始める→複数のチームが使い始める→有料プランで会社が正式採用、といったSaaSはマーケティングコストが節約できる。古くはクラウドストレージのBoxなど。
先日のLyfy、Uberに続いて、評価額100億ドル(約1.1兆円)以上のデカコーン(decacorn)が次々と出てくるシリコンバレーは本当に起業家の層が厚い。IPOを控えているデカコーンはまだまだある。数年に1社ユニコーンが出るか出ないかの日本との差は歴然であり、こういった記事を見るたびに、起業家としてもベンチャーキャピタリストとしても、なんとかこの状況を打破したいと気合が入る。過去のコメントの繰り返しになりますが、USではユニコーンが続出しており非上場でも資金が集めやすくなったことで、近頃のスタートアップは上場を忌避しているなんて声も挙がっていますし、日本のスタートアップもそれに倣うべしといった言説も耳にします。ですが、孫さんが投資する以上、イグジットがないなんてことはあり得ないでしょう。
Union Square VenturesのFred Wilsonも「巨大メガファンド(Vision Fundがその筆頭でしょう)がIPOを失速させている」というロイターの記事を引き合いにしつつ、実際には真逆で、2018年、2019年はUSのIPOが増えるぞと述べていました。ビジョンファンドの投資先からも大規模IPOが連続するのでしょうね。
http://avc.com/2017/10/ipos-are-back-in-favor/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+AVc+%28A+VC%29Uberに続き、Slackも上場。どちらもソフトバンクグループのVision Fundの投資先で、Uberは80億ドル(約8800億円)を調達、SlackはVision Fundから2億5千万ドル(約270億円)調達。
2018年6月の日経新聞では、Slackは上場に関して内部統制や情報システムなど社内基盤を整えることに労力がさかれるとの理由で今後1年で決める話ではないという発言があったと掲載されていました。
毎日使う人は800万人で、昨年11月に日本語版を始めた日本は利用者が50万人を超えて、米国に次ぐ世界2番目の利用国となったとのこと。