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【300社分析】IPO後も株を上げる企業

NewsPicks編集部
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    金融・企業財務ピッカー / 京都大学大学院在籍

    IPO銘柄の株価を並べた分析。以下の要素を加えると分析が立体的になりそうです。

    ・公募価格での時価総額と、オファリングサイズ(IPOでの新株発行 + 売出しの金額)の割合をプロットすると良いです。オファリングサイズの割合が小さなIPO案件は、株式の需給が逼迫し、初値が高騰する傾向にあります。オファリングサイズの割合が小さく株価が高騰した典型的な例は、HEROZです。
    (一方、オファリングサイズの割合が大きな案件の例は、メルカリです。これから出てくるソフトバンク携帯事業もこちらのカテゴリーです)

    ・流動生(日々の株式のトレード金額)も大事です。流動生の低い銘柄の時価総額は、バーチャルというか、バリュエーションの目線としてあまり参考になりません。例えるなら、流動生の低い銘柄の時価総額とは、巨大な氷山の表面を削った粉雪のようなものの取引金額をもって、氷山全体の価値を測るようなものです。粉雪を買っている人は単にカキ氷を異様に愛する人かもしれず、その単価の掛け算で氷山全体の価値を測ることは適切でありません。

    ・時価総額のサイズ感と機関投資家の持株比率を分析に加えると、より良いです。時価総額が数十億円から数百億円前半で、機関投資家がほとんど買っていない株式の場合、株価は個人投資家の”雰囲気”で形成されている可能性が高いです。一方、株価の算定能力(バリュエーションの能力)のある機関投資家がしっかり買っている銘柄は、株価にそれなりのこなれた感じがあります。

    → ちなみに、上場準備を行うスタートアップ企業の主幹事選定を行う際には、証券会社からIPO時の想定株価(バリュエーション)について提案してもらいます。想定株価の算定に際して、類似企業のバリュエーション(PERなどのマルチプル)を参考にすることが一般的です。したがって、類似企業の選定は重要です。このとき、「機関投資家が買っていない銘柄」はバリュエーション時の類似企業から除外することが多いです。機関投資家が買っておらず、個人投資家のみがトレードする銘柄の株価は、株価が雰囲気だけかもしれず、参考にできないからです。

    —-
    NPやスタートアップ界隈でよく取り上げられる企業の中には、機関投資家がほとんど買っていない銘柄が複数あります。そんな記事を私はなんとなく冷ややかな目で見ています


  • アニマルスピリッツ 代表パートナー

    投資家の視点から見た近年のIPO銘柄についてまとめられていますね。
    一方で、初値の騰落率について、発行体側の視点から考えると、初値は上がるに越したことはないと思う一方で、あまりに高騰するような状況は、期待値が適正にコントロールできなかった、資金を公募時に適正な株価で調達できなかった、あるいは既存株主の株式を適正な価格で売却できなかったということを意味し、端的に言ってファイナンスの失敗です。
    公募時に応募した投資家にとっては朗報かもしれませんが、コーポレートファイナンスとしては、あまり褒められた話ではないでしょう。公募時と初値がつくタイミングで、会社の価値が極端に大きく変わるということは本来ないはずですから。

    変に株価が暴れることなく、事業の成長に併せて着実に株価が伸びるのが理想でしょう。上がりゃいいというもんではありません。


  • NewsPicks 副編集長

    日本の個人投資家は、IPO銘柄が大好きです。「初物の縁起物」のようなイメージでしょうが、中には、上場時だけ良くあとは株価が低迷する「ハズレくじ」も結構あります。

    よく言う「上場ゴール」ですが、上場前に出資元のベンチャーキャピタルから、上場のプレッシャーを受けて、無理から上場する企業もあるようです。今回の記事では、今のところ「上場ゴール」になっている企業もランキングにしています。

    上場時の初値も足元の株価も好調なのは、バイオ医薬のペプチドリーム。以前、東大の駒場キャンパスに本社を置いていた時代に取材に行ったことがありますが、欧米メガファーマも注目するペプチド(タンパク質)の技術を持っています。

    ちなみに、ペプチドリームが今本社を置いている、川崎市の殿町は、新たに開発された地区で、実際に行くとわかるのですが、羽田空港の目の前です。いずれ橋ができて、「医療観光地」になるかもしれません。


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