人と機械が共存する未来の職場、同僚として「信頼できるか」
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AIツールが導入されたときの労働者の反応は、実は現場では雇用が奪われることへのショックではない、というのは非常に興味深い示唆です。
実際結局のところ、専門的な職能を持つ人間のタスクをAIが代替する事で発生することの本質は、「雇用のパイの減少」でなく、「よりクリエイティブなことをするための余裕の発生」なんだということを感じさせてくれるサービスですね。最近リーガルな観点で契約書を数秒でレビューするサービスが話題になっていましたが、それと似たものがあります。
そしておそらく、人間が発揮すべき能力が再定義されることで、人事戦略は採用面から大きく様変わりしていくのでしょうね。論点変わりますが、信頼性でいえば、人もミスをします。
その時に大事なのは、緊急時に自分がサポートして、リカバリーできるか?
極論すれば、他者への信頼性には、何か起きても自分がサポートできるという自信が大切な気がします。
ミスが重大で相手を信頼しなくなるなんて、それはそれで横暴なことですよね。社会人になりたての頃、課長や部長は偉いもので、課長が上で、平社員が下だと勘違いしていました。時間が経ち、上の立場の人が偉い訳ではなく、単なる、そのタイミングにおける役割分担なんだと気付きました。時間が経てば、その役割は変わるし、一緒に働く、または暮らすメンバーによっても役割は変わります。
ロボットに対する対応も同じです。人間が偉く、常に上である必要はありません。ロボットの判断の方が正しければ、ロボットに従えば良いのです。ロボットを過度に恐れる必要はありませんし、仕事をこなしてくれるなら、任せれば良いのです。人間は別のことをやれば良いです。