JAXA野田篤司さんに聞く、不可能を可能にするアイデアの育て方と議論の作法
コメント
選択しているユーザー
—延長線上にないものに対して、どう考えていけばよいのでしょうか?
先日ノーベル賞をとった本庶佑さん(京都大学教授)も言っていたけど、「教科書に書いてあることを信用しない」ということでしょうね。教科書には本当のことが書いてあるのだけれども、それが全てではない。
教科書には、「今までの乗り越え方」が書いてあるわけ。「今までの人工衛星はこういう風に作られてきた」と。今まではそう解決してきたかもしれないけど、だからと言って教科書に書かれていないことが解決不可能かどうかっていうことは誰にもわからない。誰も考えていないことや、さらに難しい問題を解決する方法がないのか、ということを常に考える。
注目のコメント
まさかの野田さん!あまり知られてませんが、彼のいう超小型衛星のためのロケットに勝機があることを見出したのが他ならぬ野田さんです。最近は色々あってあまり会えてませんがISTはもともと野田さんたちと立ち上げたチームが母体となってます。
何事もこう考えたい!
「新しい人が入って、新しいアイデアを出して、新しいものを作っていく余地がいっぱい残っている。」
そうです、宇宙開発に限らず、まだまだできること、たくさんあるんです。
もう何もできないって思ったら、そこで終わり、思考停止してしまう。
新しいもの、自分が理解できないものを、否定するのではなく、面白がりましょう。
思いついたり、閃いたりするとき「3B(Bus Bed Bath)」その通りですね。
ちなみに、いま新幹線の中で、ゆるゆるしながらコメントしています。笑非連続な新しいアイデアを生み出せるチームをどう作るか。
個人的には、年次や役職関係なくフラットに議論できる風土を作ったその先で具体的にどうしているのか知れたのは興味深かったです。
・「何の役に立つんだ?」とは聞かない
・「できるんじゃないか?」と常に問う
など、どんなコミュニケーションするかで組織の中の思考が変わり、アイデアの質が変わるということですね。