【ムーギー・キム】海外MBAで失敗する「日本人の3タイプ」
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INSEAD卒業生、立派な先輩後輩が多い中、恐縮なかぎりですが、めっくちゃ楽しく、刺激溢れる留学生活+卒業後の同窓会コミニュティが待ってるので、私は学校に感謝しかないです。世界一グローバルで、和気あいあいとサポーティブで、愛校心も世界一な気がします。
キャンパスカフェテリアも、フランスだけあってか、フォンテーヌブローキャンパスは、デザートが凄いおいしい。そのためだけにでも、留学価値がありました。
なお、昔のMBA留学した人の話は、参考になる部分と、かなり時代遅れなのが混合しています。ビジネススクールも変化に対応して、カリキュラムもかなり変わってますしね。
授業もスキルや知識より、実際にチーム組ませてビジネスプラン出させて、投資家やメンターの前でプレゼンして、教授がほんとに出資したり。あと、仕事しながら通えるEMBAや、コーチングに特化した、これまた働きながら通えるコースも人気です。
INSEADは単にピシネスエリート養成というより、社会的な価値をどう出すのか問われる、ミッションドリブンスクールです。Business as a force for Good の標語を掲げ、何かと人生で出来ることを増やしてくれる学校です。(いつも文句ばかり書いてる私が褒め出すと、なんか、怖いけど;)
Ps それにしても、これを機に読んだのですが、ビジネススクール3#0記事、とてもよくできてますね。他の経済メディアにもいい刺激になるだろうと思われるくらい、しっかりつくりこんであります。hat off to NP!海外MBAは自分のやりたい事が決まってないとか分からないという人が一番価値を感じるものだと思いますけど。
MBAって刺激の宝庫なので、刺激欲しい = やりたいことが見えていない人にはおもちゃ箱のようなものです。
僕なんか、やりたい事が決まってないどころかただただキャリアをガラガラポンしたくて、自分1人ではほかにどんな業界があってどういうキャリアがあるのか分からなかったから、行ったら何かが待ってるんじゃないかくらいの相当な他力本願な淡い期待を持ってMBA行きました。若かったですね笑。
でもその結果、留学前には存在さえ知らなかったプライベートエクイティという業界に転身できてCEOやCFOみたいな方と沢山お仕事が出来て、その後は留学前は絶対に自分がそんな事やるとは想像もできなかった起業までやってしまいました。
人生は相当変わりましたけど、その1%も、留学前に認識していた「自分のやりたい事」には入っていませんでした。
人生そんなもんです。だからあまり深く考えずに行きたきゃ行けばいいと思いますけど。
追記: MBAに一番向いてない人は、行く前にコスパを色々考えて悩んでしまう人だと思います。人生を変える価値はプライスレスで結果も予想不可能なので、金銭的な換算はできないですよね。そこを割り切れない人は、それにお金と時間かけてしまう自分を肯定できないと思います。MBAのコモディティ化が進むなか、単にビジネススクールを卒業しただけでキャリアのブランディングや給料アップにつながる時代になりつつありますが、本記事でも触れられているように、個々人にとって本質的な付加価値が何かということが重要になってきていると思います。
私自身の経験でも、ビジネススクールのMaster in Financeプログラムを修了しましたが、通常の転職を結局しなかったこともあり、キャリアのブランディングや転職につながったと感じることはあまりありません。
ただ、やはり30歳前後のビジネスパーソンとして多感な時期に異質な同年代のプロフェッショナルと交流し、多様な価値観に触れたことが自分の仕事観・キャリア観に及ぼした影響は非常に大きく、経験して良かったなあと思います。
(参考:サントリー新浪社長インタビュー 12/3)
https://newspicks.com/news/3501787
(参考:【完全図解・保存版】MBA「7つの大変化」 12/4)
https://newspicks.com/news/3501788/body/?ref=user_121187