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本日より7日間連続で、谷口記者、九喜デザイナーとともに、MBA特集を展開してゆきます。

カナダのマギル大学教授で著名な経営学者であるミンツバーグは、著書「MBAが会社を滅ぼす」で、MBAは間違った人間を間違った方法で訓練し、間違った結果を生んでいると断罪しましたが、本当でしょうか?

ビジネススクールもこうした「不要論」を受け、また、時代のニーズに対応し、アントレプレナーシップや人間力を鍛えるプログラムを用意したり、短期や夜間、はたまた動画学習など効率的な学びを提供する進化を遂げつつあります。

数が増え、玉石混交となったビジネススクール。その正しい、活用の仕方について。また、今求められる、大人の学び直しの意義について、現役ビジネススクール在校生、MBAホルダーの先達の意見などをもとに、豊富なグラフィックを駆使して、考えていきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
今やMBAが自分のキャリアに箔をつけてくれるとは限らない。

しかし、その考え方そのものが、「他人や組織に評価してもらう」ことを前提としている。評価軸としてのMBAは確かにコスパが悪いと思う。

ただ、そこで得る知識、人脈は無形資産として残る。
もちろん学び方次第だが。

その行為は正に自分の軸を作る助けになる。

いつの時代も、仕事でだけ認められたいなら仕事を一生懸命やれば良い。MBAは必要ない。

でも学びが必要なら、そして自分の軸を作りたいなら、MBAも悪くない。

評価されて生きることは避けて通れないが、どう生きるか、仕事をするかを自分で「評価」したいなら、学ぶことは大切だ。
時代の流れと共にMBAの位置付けが変わることはあるだろうし、そこで学びたい面子も変わるのは当然だ。背景には所得格差が拡大していることもあるかもしれない。しかし、少なくとも僕の場合には、ビジネススクールでの体験がなければ今の自分は絶対にないということだけは言える。昨今日本人留学生が減っているという話も耳にするが、是非歯を食いしばってでも、海外でホンモノのMBAを取得してみて欲しい。せっかく時間とカネをかけるのだから、ホンモノであることは結構大事だ。特集を楽しみにしている。
私の周囲でも外資系ではMBAはまだまだメジャーな選択肢であるように見えますが、一方で私自身は、就職活動をしていたときに、キャリアの途中でMBAが決まっているキャリアって自分が歩みたいものなのかわからないと思っていましたし、学生さんの面接をするようになってからもそういう声は聞きます。

私の周囲でMBAに行った方を見ていると、得られるものは非常に多そうですが、やはり人とのつながりが構築できるのが一番の収穫に見えます。それはたぶん以前も今も変わらない。留学中に何かビジネスをやる仲間が見つかることもありますし、帰ってきてからも様々なつながりがあり仕事になったりします。

直近の実態がとても気になっているので、特集記事とコメントで勉強したいと思います。
MBAもまさに多様化の時代です。自分のライフスタイル、ライフステージややりたいことに合わせて選択肢がたくさんある。今でも役に立っていること、役に立たなかったことなどありますが、学んだ経験は貴重です。動画配信で知識は得られる時代、誰とどのようなスタイルで学ぶのかがより重要になってくると思います。米国でもトップスクールか否かの違いはどのような仲間とピアラーニングが出来るかが極めて大きいと思います。
私は国内でMBAを取りました。金銭的にも語学的にも時間的にも海外は選択肢にありませんでした。

もともと、強制的に時間を奪われた中で当時の仕事をする事で、根本的な生産性向上を期待しての選択肢でした。

環境を変えることで期待以上の効果を得ることも出来ましたし、日頃付き合いのない業界の人との人脈も増えて、私は今の自分の礎の一つになっています。

仕事も日常生活も、受皿であるインプット側の意識や日々の準備によって、効果には大きな差が生まれます。

また、MBAはどこまで行っても所詮は過程です。
ホルダーが、その後に何を成し遂げるのか?を忘れてはいけません。
MBAで学ぶ意義は3つくらい残されていると思う。1つめはさまざまなな国や地域、会社から集まって来る人たちとのディスカッションや生活において鍛えられるソフトコミュニケーションスキル、そして劣化しにくいアカウンティングやファイナンス基礎などのハードスキル、最後にそれらをアンラーニングして、自らの頭で考えぬく力。
アメリカの話と日本の話を混在させると誤解を生むと思う。
アメリカの「約400あるMBAプログラムのうち、59%が出願者数を減らしている」のは、
MBAプログラムの学費が高くなりすぎて支払えない、あるいは少なくとフルタイムMBAは投資に見合わないと考える人が増えたからだと思う。
その証拠に夜間・週末プログラムの応募者は増えているとされる。

日本は、アメリカとちがって、そもそも昔から「MBAだから転職市場で有利になる」ということはあまりない。これは一部の外資系とベンチャー企業以外では、変わっていない。
したがって、ほとんどの人は、「学び」そのものと「社外人脈」を目的として応募する。

日本のフルタイムMBAの市場はもともと小さいし、増えていない。80年代から変化していないというべきだろう。
(フルタイムMBAは、日本では、企業派遣者、事業後継者、企業での実績が少ない20代の若い転職希望者留学生が対象となる。)
今や、10代で創業するする若者も出てきているわけですから、20代半ばに3年間しかもかなりのコストを掛けてMBAと言えども学校に行く(つまり、ビジネス社会から一旦離れる)ことが、メリットとデメリット(リスク)を比較して、メリットが確実に高いと言えない部分が見える化してきたのではいかと思っています。デメリットは今始まったことではなく、元々あったものだと思うのですが、それが明らかに見えてきた、一方で、メリットは将来のことなので混沌としていて見えにくくなってきてしまったのかと。
私は、MBAを取るか公認会計士の資格を取るか散々悩みましたが、公認会計士でも良いと判断したのは、海外と距離が元々近かったからだと思います。MBAで得られるであろうインターナショナルな経験は他である程度補填できると判断したからです。もちろん、1年で受かると決めたので、3年学校に行くことに漠然と不安を感じたこともありましたが(⇒1年で受からなかったらどうするんだというリスクがあることは後から認識しましした)。
それでも、私は今の若い人たちに色々な形で上昇志向の人が集まるMBAという学びの場でカルチャーショックに近い経験をしてもらいたいと思っています。そこで得られる友情も得難いものだと思います。
自分がMBAを取ろうと思ったのは、1990年。そして、1991年に入学し、まさにバブル最後のタイミングでした。
その後、船井総研→実家の光輝物流→イー・ロジット起業というキャリアをすごすのですが、起業するまでは、MBAの価値を感じていました。
が、起業してからは、MBAの限界を感じました。
そこを補ったのは、稲盛和夫さんが塾長を務める盛和塾でした。
ICOが増える社会において、MBAも、進化が必要です。

ちなみに、自分が客員教授を務める多摩大学大学院(寺島実郎先生が学長)では、よりビジネス実践に役立つ講座を増やしています。
そういう進化が必要なんだと思います。
この連載について
「MBA(経営学修士)」は、ビジネスパーソンが経営者に近づくための学びの王道とされるが、近年、大きく変化している。ハーバードやスタンフォードなどトップMBAを目指す人は世界で4年連続減少。その一方で、テック系MBA、短期MBA、役職者向けのEMBAなど、多様化している。時代のニーズに合わせ「MBA3.0」が登場する今、改めてMBAの価値とは。最前線を追う。