地方を滅ぼす「視察病」という深刻な病気
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注目のコメント
残念ながらこれは本当の話。うちにも視察めっちゃ来ますね。
ただし、私の場合はその視察に来る人たちが明らかに実践者でなくただ単に視察だけとりあえずで来ている人たちでも、
地域にとって有益な面もあるとは思ってある程度は受けています。
その有益さとは、単純にその地域に
・その人たちが滞在することによりお金が落ちる
・その人たちがその地域に好印象を抱けば、それが次の口コミになり興味を持つ人が増える
ということです。
「私は高校時代に関わっていた東京・早稲田商店会の時代から視察見学は、有料にしています。表敬訪問については明確な目的を、情報交換では期待する情報とこちらに提供してもらえる情報を、お聞きするという設定、流れ(フロー)にしています。」
→この徹底ぶりはすごいですね。ちょっと私はまだできないかな笑視察自体が悪いわけではないでしょうが、効果が問題なのでしょうね。国会議員の視察が代表で、地方議員も行政も、公益団体、メディア等もすべて組織の費用で行います。歳費等の自分のお金で行くとなると少しは慎重に判断するかもしれません。組織が支払う視察費用は中間財ですから、観光統計には入ってきません。観光ではないのですが、気持ちが遊びに傾いている場合には、観光だと言って批判されることが多いです。
共感の多い記事。日本国内でも3L現象か。Look, Learn and Leave.そしてビジネスにはつながらない。ミャンマーやシンセンでこういうのが発生してる。
情報交換という名目のときは、自分がどんな情報をもっているか、そして相手に役立つ可能性があるのか(相手のビジネスを勉強していないと的確なことを言えない)、を踏まえた上でであれば、情報交換になるが、そうじゃないと、この記事が指摘しているように情報強奪になる。
訪問しておきながら、寝ている人やPCでメモをとるふりして仕事している人もいたりする。
無料で講演してほしいという依頼があることも。社会的な意義がある場合や、学生とかならありかもしれず、また講演することでビジネス上のリードになるならありですが、遠方から無料でという依頼をもらったことがあります。
シンガポールから日本に戻るついではよくあるパターンですが、シンガポールにいるのはわかっているが、いついつまでに必ず来てほしい、チケット代は無論払えないと言われ、しかも目的がいまいちよくわからないケースがありました。東京都内の交通費も払えず、完全タダで来てほしいという。懇親会を用意してるとのことでしたが、そちらもワリカンでお願いします、と。
報酬額が高い安い以上に、人の労力や情報が簡単に手にはいると思っている、あるいは思ってもいないあたりがヤバい。ダメなら他の人を紹介してほしいといわれても、こういう案件はできない。