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自然法の概念を知らずに憲法を語るのは、こんなに危険だ

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  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    近代が西洋のカルチャーであって、その根本の西洋哲学を学んでいなければ近代国家の憲法を語れないというのも極端な話。

    日本には日本に必要なルールや秩序があり得るのであって、何から何まで真似しなければダメというのもおかしい。

    そもそも革命したことがないのだから、同じ考えには到達しようがない。

    アダムとイブが禁断の果実を食べたのは農耕の象徴という解釈もあり、農耕が人間と神との共同作業という解釈が必ずしも一般的とも思えないし。

    近代では、東洋よりも西洋文明の方が自然と人為をより対比的に捉えている(人間至上主義)とも言える。

    自然権が全ての人間にあると言うのが古くからの西洋の考え方ならば、植民地政策や奴隷政策をこんなにもやって来なかった筈だし。カントも責任能力のない人間は人格権はないと言っていた。


    落合さんの「デジタルネイチャー」という発想は、その意味では東洋的なのかもしれない。しかし、「デジタル」の意味が単に離散的という意味でしかないのならば、将来は「クォンタムネイチャー(量子情報的自然)」になって行くのかも。

    日本の大学制度に政治学部がないのは、日本の政治体制の根本問題を学求すると天皇の存否問題に行き着いてしまうので、それを避ける為に設置せず、政治体制や憲法を基本的に所与のものとして議論する法学部の下位分野として政治学を位置づけたという歴史的経緯があるらしい。


  • 渋谷リヒト法律事務所 弁護士

    民主国家における近代憲法の本質は、最低限の自然法の概念が必要かと思います。
    深い議論はいりませんが、憲法は国民の権利を制限するもの、という認識を持っていそうな方々が、憲法改正を目指している現状が危険、というのは理解できます。


  • ハーバード大学ケネディ行政大学院

    非常に重要な議論。法という概念自体が、外的/絶対的/ひいては教義的な規範に立脚しているというそもそも論を俯瞰しないと、特に憲法論とか自然権とかの議論は容易に「ズレていく」。
    他方、橋爪先生は無論ご理解されているとおり、今日日に及んでは、「主体/客体」「神/神以外」或いは「人間/自然」といった二元論的な-世界-の把捉や取扱いは、思想的潮流(或いは流行)とは逆行してもいます。本記事のご趣旨は通底する視座・思想の指摘なので、それはやはりかなり奥深く根深いなぁと。殊に権力作用は、少なくとも現代においてもなお、この類のものに強く強く規定されてもおり。いずれせよ、先生ご示唆のとおり、この種の俯瞰性・メタ認知が日本社会にはかなり不足している印象です。


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