伊映画監督B・ベルトルッチ氏死去、『ラストタンゴ・イン・パリ』など
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映画『ラストタンゴ・イン・パリ』は、若いころワクワク(?)しながら、見た記憶がある。性的なものにかぎらず、さまざまなテーマで、問題を突きつけた監督だ。
こうした「アクの強い」監督が死去すると、映画界全体が軽くなっていき、記憶に残らない作品ばかりになりそうだ。喪失感は大きい。
注目のコメント
「暗殺の森」は、わたしの生涯ベスト10に入るのではと思う、傑作でした。カット毎に深まるレイヤーの重ね方は、映画は美術であると感じさせられました。
非常に残念です。R.I.P.
熱心なファンではなかったけど、個人的には「1900年」が一番好き。ファシスト時代に猛威をふるったドナルド・サザーランドが、ムッソリーニ政権崩壊後に農民たちから大フォークで追い立てられるシーンが忘れ難い。
「ラストエンペラー」の終幕は本当に心に残るのだけど、後年川島雄三の「雁の寺」をみてそのラストシーンが酷似していることに驚いた。もっとも川島のは時の流れを一種ニヒリスティックに映すのに比べてベルトリッチのはセンチメンタリズムが刺激される点が素晴らしかったのだけど、やはりあれは川島オマージュだったのだろうか。この機会に改めて両者を見返したい。