「子供のキャリア観と親の働く姿に関する意識調査」子供のキャリアビジョンは「親の働く姿」が大きく影響する結果に。
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親だけではなく大人が見せる「働く姿」は極めて大切。
親の仕事が充実している家庭が、子どもに好影響を与えることは納得できます。
そして、親以外の働く大人が日常的に見せている姿も、確実に子どもたちに影響を与えています。
電車の中で見せている疲れ切った姿、仲間と仕事の愚痴を言っている姿など、そんな大人を見ると、子どもは将来に希望を持てなくなる。
これからはキャリア教育だなんて言うだけではなく、楽しそうでシャキッとした姿を見せたいものです。「自分は親の影響なんて受けないし、好きなことを仕事にする」
ってずっと思っていました。でも不思議なことに、好きなことを仕事にした結果、ライターになっていました。早稲田の理工学部まで出たのに、なぜでしょうか。
母はもう30年以上、地元の地域情報紙のライターをしています。おもしろい人やお店を見つけたらどこへでも取材に行き、原稿を書く。そんな姿を、小さい頃から見ていました。
ぼくは国語より数学が得意だったし、書くことに憧れることもなかったはずなのですが、本当に不思議なもので、大人になり、結果として母と同じことをしています。
でも今になってわかることがあります。母は様々な人の活動を記事にして、たくさんの人から「書いてくれてありがとう」と感謝されていました。その姿はずっと自分の無意識の中にあったんですね、きっと。そんな母の背中を見て育ったのだと思います。私の母親はあまり仕事熱心なタイプではなかったのですが、家計を支えるために母親がパートをやっているスーパーによく遊びにいっては手伝ったり、そこにいる大人に可愛がってもらってた記憶があります。
父親も研究者でバリバリ仕事するタイプではなかったですが、日本と韓国で育った私によく父親の仕事のサポートとして翻訳のアルバイトや、採点の手伝いをさせてくれました。
そういう経験によって、社会に出ることや誰かの役に立ちながらお金をもらうことだというのを学んだ気がします。