【実録】3年前に大炎上した「TSUTAYA図書館」のその後
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佐賀県にある武雄市図書館に行き、高橋聡さんに館内を案内してもらいつつ、話を聞きました。
日曜日に行きましたが、多くの人で賑わっていました。敷地内では「パンマルシェ」というイベントが開かれていて、人々の交流の場になっていることも窺えました。
本の分類は確かに独特で、本棚から特定の本を探そうとすると迷ってしまいましたが、検索機の案内が丁寧なので、私自身は困りませんでした。検索機の操作に慣れていないと、大変かもしれません。
高橋さんには、批判された経緯など、多くの質問をぶつけさせていただきましたが、全ての質問に真摯にお答えいただきました。
彼の描く「図書館から生まれる地方都市の強さ」は、今後どうなっていくのか。見守っていきたいです。ありましたね、TSUTAYA図書館騒動。
3年前のpickがあったので張り付けますが、個人的にはCCCの対応が悪かったのは確かだが、一般市民感覚とずれた一部の「本愛好家」が大騒ぎしただけ、という結論でした
https://newspicks.com/news/1242920
今日の記事も、殊勝に反省の弁ですし、誰が見るかわからない記事で安全運転なコメントは大事ですが、客観的に見ると、「図書館のあり方を変えたい」「蔦屋書店式を入れて欲しい」とトップに言われ、事務方とは合意形成しながら作ってきたのにバッシングを受けるのは酷だと感じました。市民を説得するのは市の責任ですよねユーザビリティを考えたら既定のルールや役割を超えざるを得ないことも常。そのときに「なんでだよ!」という半ば感情論にさえ見て取れる批判も出てくるもの。これは相当根深い話で、ある組織・空間が「そもそも」なぜ存在しているのか、という点を考えることをやめて、既存の規範の保持を自己目的化しているからにほかなりません。
製品レベルであれば競争原理も働きやすいのですが、公共サービスは難しい。というか、そもそも公共サービスは市場原理が働きにくい領域を行政等が支えるという性質があるわけで。
「図書館作ろうぜ!」と言い出し、地方の自治体や住民との対話をはじめ6つの図書館を作り上げてきた挑戦マインド、本当素晴らしいと思いますし、含蓄に富むというか、今後様々なテーマで同様の議論がどんどん増えていくのだろうと思うので、参考にできるのではないかと感じます。
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今思えば、スタートしたとき、我々は本当に勉強不足でした。
多くの人が積み上げてきた図書館の歴史を大して学ばないまま、図書館事業に参入してしまったと反省しています。やり方が雑な部分がありました。