【堀江貴文×勝間和代】料理は科学をもっと取り入れるべき
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注目のコメント
科学。この記事で言うところの科学とは。
①美味しさから逆算して、それを効率的に達成できる方法を使う
(例:ホットクック、ヘルシオ、MSG)
②計測できるものは、計測する
(例:タニタの下ヒト桁まで測れるはかりを使う)
だいぶ基本的なスタンスの話でした。
料理は科学だ、と言えば。
昔大学の時のラボにいたアメリカ人ポスドク(マッチョな男性)が、よくお菓子を作ってきてくれて、驚いてたら、「If you are a chemist, cooking is always easy.」って言われて、ちくしょう、上手いこと言いやがってと思いました。
要は、化学反応を食材に対して起こさせるのが料理で、でき上がった料理と自分の感覚器官の間で、これまた化学反応が起きて、その反応次第で、美味しいと感じたり感じなかったりしているわけで。
本当は、中火、弱火とかじゃなくて、肉の内部の温度が何度になるように、とか、お醤油大さじ一杯、とかじゃなくて、スープの塩分濃度が何パーセントになるように、とかできると、もっと再現性よく料理が出来るのでしょうが、料理の場合は、固形のものと液体のものがあるから、濃度が測りにくいし、味に関しては測定すべき項目が多すぎて、最適値を出しにくいから、もう、クルッとまとめて、経験値でやっちゃうんでしょうね。料理の革命はやはり調理器具を揃えるところからだと思います。
これだけ様々な生活が、IT化し、電気化してる今、調理だけ古い方法で行うのは明らかに理にかなっていません。
この件についてはすっかり堀江さんと私が同じ方向で、「肉食編」と違って面白かったです。
二人とも本当に合理的。
器具や測ることで万人ができるようになるので、その部分はよいと思います。ただ職人側からすれば、万人ができることでは職人として立たないと思います。なので科学を超えた部分を追い求めているのだと思います。スポーツも同じことがあって、最後の感覚の部分を競い合うし、そこにオリジナルが出てくると思っています。