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そもそもの発端は与党・保守党内の対立を解消するために「ブレグジット」という超重要な論点を国民に切り出して委託し、否決させ、反EUという論陣を半永久的に封じることが目的でした。しかし、結果はまさかの・・・でした。

この問題のポイントは幾つありますが、①EUからの完全離脱、②アイルランド・北アイルランドのハードボーダー回避、③北アイルランドの英国帰属、は両立しないという解決不能のトリレンマを解決しようとしているところにあります。
英国民はEUの一員としての恩恵を軽く見ていたのでしょう。コミュニティにはルールがあり、制約がある。スポーツも同様です。

そのルールや制約が嫌だから脱退する。でも、競技は今までどおり続けたい。というのはわがままです。

EUはコミュニティの絆を強めるため、EU間のクロスボーダー送金決済の手数料をユーロ以外も無料化・低廉化するという規則を制定。あるいは24時間365日稼働のリアルタイム決済ネットワークSEPA Inst.などを構築しています。

EUから離脱すると、こういう恩恵もなくなり、英国民の決済に関する負担増になります。
"協定案の否決の可能性がささやかれるなか、ブレグジットの是非を問う国民投票のやり直しを求める声も高まりつつある。"
議会制民主主義最大の課題が噴出してきました。
移民増加や関税問題などグローバリズムへのNOを国民が選び自国主義に舵を切ったのがブレグジットだったんですよね。これは世界的な流れです。
でも交渉の前面に立つ政治家たちはEUと自国議会の板挟みになり、調整能力の低さを露呈してしまいました。本来こうなると選挙で負けて政権交代するはずです。それでも解決しなければ長期の空転が経済を直撃するはずです。10年やそこらはあっという間にたってしまうでしょう。
民主主義と国家、グローバリゼーションの三者はなかなか折り合いが難しい。現在の潮流は、進み過ぎたグローバリゼーションに対して国家が抵抗を試みているといった段階だろうか。いずれにせよ合意なき離脱では政権は持たないし、今、解散総選挙しても敗北は必至だろう。メイ政権には合意成立に全力を注ぐ以外の選択肢はないように思える。ただここを乗り越えるにはかつてのサッチャー首相ばりの政治手腕が問われることになるだろう。
なんてわかりやすい