米、中国是正で制裁見送りも 142項目回答、貿易摩擦で
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注目のコメント
直近の発言まとめ
トランプ大統領
「中国製品に対しさらなる関税は不要かもしれない」
「中国を悪い状況にしたくない」
「中国と貿易合意できるだろう」
習近平国家主席「米国は中国の正当な利益を尊重するべき」
李克強首相「中国は話し合いで喜んで自由貿易を改善する」
中国財務相「輸出企業に対する税負担を低くする」
アメリカ、中国から
様々な声明が出ています。
具体的な枠組みが
決まるのは11月30日、12月1日に
開かれるアルゼンチンのG20間の
米中首脳会談かと思われます。「トランプ大統領だからミニディールはあり得るが、米中の根本的な問題が片付くわけではなく、中長期的には難しい関係が続く」というのは、ほぼコンセンサスになっているのではないでしょうか。その意味では、特に驚くべき展開ではありません。
ディールがあろうとなかろうと、むしろ気をつけるべきなのは、第一に、市場が必要以上に振り回される(振り回されたがる)こと、第二に、偶発的な事態へのリスクが高まっていること、第三に、これまでの措置の撤回や根本的な問題解決がない以上、米中の経済関係は、じわり変質していくことだと思います。
言い換えれば、本当の正念場は、今ここではなく、もう暫く先にあるのかもしれません。