三菱UFJ、独DZバンクの航空機ファイナンス事業買収の最有力=関係筋
コメント
注目のコメント
DZバンクグループで航空機等のファイナンスを手広く手掛けているのはDVBバンクです。
https://www.dvbbank.com/en/business-and-expertise/aviation-finance
シップファイナンスで傷を負った同銀行については、銀行ごと売却の噂も出ていましたが、最近ではポートフォリオの切り売りに舵が切られたという報道がされていまいした。
以前は、サーベラスやオリックスの名前も上がっていましたが、三菱UFJが候補として急浮上してきたとのことです。(本記事によると1千億円規模)NP的にはアレな地銀も、単体の金融機関としてみれば決して小さくはないので、越境して消耗戦を続けるよりも、いっそのことジワリ滲み出るように海外とかもアリかもなと。
例えば、伝統的にシップファイナンスに強い中四国地銀とか。シップファイナンスの地合いは置いておいて。
昔の、みちのく銀行のロシア展開を思い出したりもしますが。。(土曜雑感
https://newspicks.com/news/3419549ロイター原文によると、2018年6月30日のDVBの貸付額は183億ユーロ。内訳は以下の通り。
海上輸送関連72億ユーロ
航空関連54億ユーロ
陸上輸送関連14億ユーロ
投資管理関連事業2億ユーロ
不良債権(主に海上輸送関連)41億ユーロ
不良債権の大きさに目に付きますが、DVBの海上輸送関連セグメントは過去10年にわたる不況に苦しみながらも最近は僅かながら回復。ただ、米中貿易戦争や燃料価格高騰等のリスクがある中で、航空事業売却がどうなるでしょうか。
https://www.reuters.com/article/us-dzbank-dvb-sale/japans-mufg-the-leading-bidder-for-dvbs-aviation-finance-sources-idUSKCN1NL1FQ