みずほ、ソフトバンク、ヤフー、ドコモがつける、あなたの"点数"
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冷静なとても良い論考。芝麻信用から学べる事の本質は、「ToBとToCそれぞれ異なるインセンティブを設計したプラットフォームビジネスにすること」。
特に「悪いことをしたら罰則」にせず、「良いことをしたらメリット」にすることが重要。ユーザがとにかく沢山集まって初めて信用スコアは意味を成す。
中国の芝麻信用は犯罪レベルに悪いことをしなければ基本減点は無いし、点数によって得られる生活上のメリットがあるから皆貯めたくなるし、
アリババ視点では逆に、抑圧的な制度設計をしたら皆wechat payしか使わなくなってしまうので、人が逃げないようにインセンティブ設計している。
書かれている通り、マッチングでのビジネスに勝ち筋があるなら、なおのことプラットフォーム原理で考えるのが、成功の鍵だろうと思う。中国の芝麻信用がきっかけで知名度が上がった「信用スコア」。先月参入を発表したドコモやヤフーなど、日本でもプレーヤーが増えてきました。どんな情報をもとにスコアを算出するのか、どうやってマネタイズするのか。各社異なる戦略を取材してきました。
キノの旅という15年くらい前のライトノベルで、善行をするとポイントがたまり、悪行をするとポイントがマイナスされる社会の話があって、善行ポイントをめちゃくちゃ貯めて人殺しをしようとする人の話があります。
もちろんこれは極端な例ですが、でもそんなことを少しだけ思い出してしまいます。
あまりスコアのマイナスやペナルティが強調されるとよくない気はします。数回の好ましくない行動をしただけで再度スコアを上げるのが難しくなるのはよくないという話もありますし、いつも善行してたらたまには悪行してもいいでしょうというインセンティブが働くのもよくないと思います。
スコアが溜まっていると通常のサービスより少しお得になる、くらいの使い方がいいんですかね。