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データを見ていないので想像でコメントしますのでお許しいただきたいのですが、今のソニーは製造で稼ぐわけではなくパネルをはじめハードは基本的に外部からの調達でアセンブリも外注であり、高付加価値化の鍵は画像エンジンと音声なのではないかと思います。その中で高収益を維持できるのは、ソニーの製品開発力とブランド力があるのでしょう。ただ、液晶テレビの実質価格が下がる場合や有機ELテレビの価格が下がり始めるとき、どうやって切り盛りするかが楽しみです。製造から設計にシフトが成功したと言えるわけですが、アップルと比較した場合、テレビとポータブル&パーソナルデバイスでは製品進化の奥行きが違うと思うので、オールドプロダクトであるテレビで何ができるのか、ソニーの知恵に期待したいです。
高付加価値モデルへの集中はソニーのブランド維持にも良いだろう。安物はVizioあたりに任せておけばよい。ブランドのシャワー効果とかでミドルクラスくらいまで売上を伸ばせるような時代ではないということなのかなあ。
設計やデザインで飯が食えるようになるというのはソニーのような会社にはどうしても必要なプロセスだったのだろう。厚木で試作は出来るしね。

テレビ市場はおおよそ2億台の市場だが、韓国勢が4割くらいを占める。韓国はまだまだパネルや組み立ても手掛けており、ローエンドからハイエンドまでやり通すフルラインナップ戦略。
少し歴史を振り返るとソニーは平面ブラウン管での成功が大きく、薄型テレビシフトでは乗り遅れ、さらにはSamsungなどがブランドを上げた。結果として、結構な期間、テレビは大赤字事業だったし、製造はやめていっても(Samsungとの合弁のS-LCD売却とか)、成功していた時代に膨らんだ営業固定費などとの戦いだった。
それを経て、営業利益率一桁後半%をあげられるようになり、かつ製造をそこまでやっていないはずでそのなかでこれだけの利益率というのはROIC(利益を上げるのにどれだけ資金コストがかかっているか)では結構良いはず。
ソニーのテレビの復活には、商品力も欠かせませんが、販売力が大きく伸びたことが、鍵だったと言えます、現在、ソニーマーケティング会長の玉川氏が販売データを活用した細やかな営業活動を重視、徹底した結果、テレビの売上が大きく伸長しました。下記参照。
https://news.mynavi.jp/article/20170905-sony_eu
売上が伸びれば、その利益を使って、開発投資ができるようになり、商品力が強化されるというポジティブなサイクルに入ったと言えます。高付加価値にシフトし、売上を追わず、利益を追求するという戦略は、中国メーカー、韓国メーカーと戦う時に、彼ら以上のブランド価値があれば有効ですが、この戦略が通用するカテゴリーは、ある程度限られており、テレビや音響機器やカメラには、一定層のマニアがいて、お金に糸目をつけないので、有効に機能します。ただ、今後のソニーの課題は、質だけを追い求めて、高価格化すると、購入できるユーザーが高齢者に偏ってしまうので、ブランドの高齢化も招いていることです。ソニーは、ゲーム以外にも何か若者にもブランドを訴求できる商品やサービスを用意する必要があると考えています。
ソニーに限らず、テレビのソフトウェアってもっさり感が強くて、日頃からスマホに浸っていると「使いにくい」と感じてしまっています。

顧客接点という意味でテレビはお茶の間の中心に設置されているのに、そのポテンシャルを十二分に発揮は出来ていないと思います。
高付加価値という事なので、競争が激しくなりそうな有機ELテレビから、microLEDのCLEDISへと徐々にシフトしていくのかな。長期的には。
売り場では価格勝負になりやすいテレビで高付加価値を目指すのは容易ではないかもしれませんが、ブランド戦略にこだわることは、今後も価格を維持するうえで大切な要素になっていきそうです。
オーディオ分野ではネックスピーカーが大人気なので、後継機が来たらさらに伸びそうです。
高付加価値テレビでどこまでソニーらしさが出せるのか。注視したいですね。
やはり薄利多売より厚利少売
消費者向け総合家電・メディア企業。テレビ・デジタルカメラ・スマートフォン・ゲーム機(プレイステーション)などデジタル家電、映画・テレビ番組・音楽などコンテンツ、世界トップシェアのイメージセンサーなどを手掛ける。事業ポートフォリオ再編を進め、2020年8月には上場子会社で生命保険などを手掛けるソニーフィナンシャルHDを完全子会社化。
時価総額
16.7 兆円

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